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Elmar-M 50mm F2.8のファーストインプレッション <週末自家現像>

ちょうど1ヶ月前にElmar-M 50mm F2.8を手に入れて以降、このレンズをメインに使ってきました。軽くてコンパクトなこのレンズのおかげで、Voigtlander Nokton Vintage Line 50mm F1.5 Aspherical II SCがとても重く感じるようになりました。ノクトンのブラックペイントは格好良いのですが、やはり軽さは実用面で正義です。また、沈胴式レンズの伝統的な外観も魅力のひとつです。

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結果から言えば、とてもシャープでヌケが良く素晴らしいレンズだと感じました。LEICA M6の時代に発売されたレンズで今は廃番となっていますが、デジカメでも十分通用する現代的なレンズだと思います。オールドレンズと言うには、まだ早い感じがします。フィルム時代のレンズなので、6bit認識コードはついていません。

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ボケ味も普通で良いですね。ヌケが良く、人物に立体感があります。専属モデルのモジャモジャヘアも、丁寧に表現しています。

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少し雪が降っている中でのガソリンスタンドです。条件が悪いですが、しっかりと解像し、様々なテクスチャをしっかり表現しています。

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ママと作ったドーナツの出来に不満の様子。作っている時はハイテンションでしたが、、。窓からの光を柔らかに表現してくれています。

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逆光ですがレンズフードを装着すれば、しっかりと描写しています。逆光にもかかわらず、全体的に締まりが良く破綻していません。光源をダイレクトに入れるとフレアもしっかり出てくると思います。今後、チェックしてみます。

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ロックできない問題は解決していませんが、写真には影響はないようなので、当分このレンズをメインに使っていこうと思います。

カメラ:LEICA MP 0.72
レンズ:Elmar-M 50mm F2.8
フィルム:ILFORD HP5 PLUS
現像液:Kodak HC-110 希釈率H
停止液:水
定着液:TF-4 ARCHIVAL RAPID FIXER
水洗:水
水滴防止剤:Kodak Photo Flo 200
スキャナー:Plustek OpticFilm 8200i SE
スキャンソフト:SilverFast SE Plus 9


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