日射しに合わせた色がほしくなる季節
週が明けてから急に寒の戻りがやってきました。やっと育ち始めたり新しい芽や葉を出し始めた植物たちを家の中に避難させたりと忙しくしています。2日前は半日だけれど雪がふっていたし、明日は日中気温が23℃を越えそうなのに土曜からまた寒くなって来週火曜・水曜は再び雪模様だとか。ほんと、雪国で春の支度は難しい・・・。
でも日射しは明らかに春で、朝は零度を切っていた気温も午後には16℃とか、下手すると20℃ちかくまであがるのです。
こうなると、やっぱり花の苗を仕入れに出かけたくなります。
オステオスペルマムという南アフリカ原産という花があって、これが結構すき。グラデーションがかかっているところも、沢山花をつけるのも。
本来は多年草らしいのですが、雪国のここでは一年草扱いで売られます。しかも安い。
ということで、天気もいいので花苗をかなり早めに扱う店に向かいました。
もともと、家のデコレーション系のものが得意だったスーパーが、大手のチェーンに買収されたので名前がかわったものの、エリアの需要を叶えていた店だったのでガーデンセンターは地域の園芸店に負けない品揃えなのです。
思った通りで、もう春の花たちで大きな温室状の売り場はいっぱいです。
この時期のガーデンセンター、楽しすぎてイカンです。
また散財してしまいました・・・・くぅぅ。
それでも、花が増えるとやっぱりうれしい。
帰宅して2時間半ほど、植え替えをしていました。
ここソルトレイクシティエリアは5月、ときに6月にも雪が降ることがあるので、鉢植えのほうが安全です。
我が家の3匹のうち一匹のネコが花をみれば食べるというやつなので、ネコが出入り出来ないところに置いておきます。←うちではこれが一番大切。
庭の改造なんかも予定しているので、ボーダーに使う球根や日射しに強いグラウンドカバーなども一緒に仕入れてきました。これらは水を十分にやって日に当ててから、この先一週間の寒さをしのぐために朝晩はシェッドにいれたり段ボール箱での保温をしてあげたり、なんかをします。
この時期からこちらではゼラニウムが沢山売られ始めます。やっぱり出身地の花だから、とか、この時期にはゼラニウムよね、と仰る方も多くて、確かに真夏、窓近くに赤いゼラニウムが花をつけている、という風景はあちこちで見ます。
ただ私はあんまりゼラニウムにいい思い出がなくて(要するによく枯らす)敬遠してました。あと、葉っぱがちょっと独特なのも苦手で。
でもこれは!思わず手を伸ばしてしまいました。
なんと美しい葉色!
ちいさな蕾がひとつだけ付いている(写真中央からやや左にあります)くらいのポット苗ですが一目惚れ。
あああ、こうやってまた植物たちの世話に明け暮れてしまうんだなぁ・・・
夏の留守中はどうしようか、とは一応思ってるんですが、自動散水で枯れたらもうどうしようもないからその時は諦めます。
話は変わって、このオステオスペルマムという名前が毎回気になる私。ラテン語でオステオって骨って意味なんですよ。最後のマム(mum)はキク科の小花を沢山つけるやつをマムっていうから(この花もキク科)それかな、そうなると真ん中のスペルは多分sperm…種かな?骨の種の花????
・・・っていつも想像してしまうものでね。
で、今日調べたらギリシャ語なんですね(まぁ語源一緒か)。やっぱりosteon(骨)+ sperma(種)からの学名とかで、もの凄く硬い種なのだとか。ふぅうん。もうちょっと詩的な名付けとか、してもいいだろうにね。こんなに可愛い花なのに。
ま、普段こんな地味〜〜〜な「お、芽が出た!」みたいなことしかしてないから、すこし華やかさが加わっても・・・良いと言うことにしましょう。