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海外(バヌアツ)に来て一番のストレス


それは、本が簡単に読めない📕 ということ。
厳密にいうと、紙媒体で本が読めないということ。

渡航前、スーツケースに出来るだけ本を詰め込んだ。
日本食やお酒は買えるだろうし、
代わりがきかないであろう本の優先した。
とは言え、限界はあり、15冊のみ持参。
※焼酎と日本ワインは代わりがないことを渡航してから知った。笑

時代のおかげもあり、今は電子書籍が普及している。
これまで利用したことはなかったが、流石に避けられずKindleで読んでいる。

電子書籍で読めば読むほど紙媒体が恋しくなる。
そして同時に、2023年に芥川賞を受賞した市川沙央さんの『ハンチバック』を思い出す。

芥川賞の市川沙央氏、重度障害者の受賞「どうして2023年にもなって初めてなのか」


https://news.livedoor.com/article/detail/24641497/

『こちらは紙の本を1冊読むたび少しずつ背骨が潰れていく気がするのに、紙の匂いが好き、とかページをめくる感触が好きなどと電子書籍を貶める健常者は呑気でいい』

まさに私そのものだ、と当時心に突き刺さった。

立場は大きく異なるし、こんなことを言っていいのかわからないが、電子書籍を必要とする人間になった。
紙の匂い?紙をめくる感触?そんなことは言ってられない。


冒頭で、ストレスは紙媒体で本が読めないこと、と言ったがそれは事実。
しかし、電子書籍で大幅に軽減されている。
そのおかげで大したストレスにもなっていない、とも言える。

まだ電子書籍化に反対している作家さんや出版社の方々が考えを変えてくれるといいな、と改めて思う。
読みたいな、と思っても電子化されていない本は意外と多い。
障がいのある方、地方在住者、私のような海外在住者。(含ませて下さい)
東京に住んでいた頃は本が好きなくせにメルカリで購入することもあった。(作家さんにお金を落とせない)
電子書籍であればそういったことも避けられる。
ビジネス面でも“ユニバーサル”に届けることができる。


そして今日、ハンチバックを読み返したくなり、電子書籍で再度購入した。
バヌアツの海辺で読もうーっと!


ではでは

ルキムユー!!

一番好きなビシュラマ語!!(バヌアツの公用語:またねー!という意味)

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