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双極性Ⅱ型気分障害コラム 躁状態のエピソード(その31)攻撃的になる

軽躁状態とはかなりアグレッシブな精神状態になります。
単に、切れやすい状態です。
いやな性格ですよねぇ。

抗うつ薬を飲む前はおだやかな優しい性格だったのですが。。
(;^_^A

攻撃的になって軽躁状態が疑われる時は、抗うつ薬は即中断すべきです。

本文は、以下から抜粋しています。
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(その31)攻撃的になる
 
(その29)のような睡眠時間で仕事をしていた時は、非常に荒い性格になっていました。
50億円のプロジェクトの一員でしたが、多くの業者を使わないといけない立場にいました。
プロジェクトのスケジュールは非常に厳しく、日単位での工程の調整、設計の出図が迫ってきており、業者には厳しく対応をしていました。
業者に依頼している業務に遅れようものならば、業者に対して、目を吊り上げて罵詈雑言していました。
業者は震えあがっていたと思います。
周囲の同僚からも、筆者は目がいっていると良く言われていました。
この為、当時抗うつ薬を処方してもらっていた内科の主治医にイライラすると相談をしていたのですが、
『そういった仕事の状態だったら誰でもそうですよ。』
と変に思われることもありませんでした。
筆者自身もそういうものかと不審にも思いませんでした。
しかし、もし精神科や心療内科の医師であったならば、双極性を疑われていたかもしれません。
やはり、専門の医師の診察を受ける必要があったのではないかと思います。
 
 またある時は、家電量販店に行ったのですが、ポップに他店よりも高かったら返金しますと書いてあったので、それならばとパソコンを買いました。
買った日に、ネットで検索してみると同じ型のパソコンで安いものが出てきました。
そこでその家電量販店に行って、その価格との差額を返金してもらえないかといいました。
そうしたらネットの価格は対象外ですと言われました。
筆者は、
『どこにネットは対象外と書いているのだ?返金してくれ!』
と強く言いましたが、店員はそんなことは知らないとそっけない態度でした。
そこで筆者は切れて、弁護士も頼まずに、自分で簡易裁判所の少額訴訟を起こしました。
相手方の弁護士と2,3回やり取りをして、結果取り下げたのですが、その返金依頼の金額は3,000円と微々たるものでした。
普通に考えればおかしいと思いますが、怒りがマックスに達していたので自分でも行動を抑制できませんでした。
 
 このような普通の反応以上の怒りの対応をしたことが、会社、プライベートに係わらず何度となくあり、人間関係を壊し、躁が落ち着いてうつになった時に大きく後悔をして更にうつ状態が酷くなることがままありました。

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