双極性Ⅱ型気分障害コラム うつ状態の心理療法（その25）10分悩んで解決しないことは悩まない(頭を空っぽにする)

悩みは誰にでもあり、どうしようもないことではあります。

でも、10分悩んで解決しないことは、それ以上悩んでも９９％以上解決しません。

だったらストレス耐性を強化することために、悩むことをやめられる方法を身につけるのが一番の方法です。

おススメはやはり運動です。

一般的にはジョギングやウォーキングがいいかと思います。

あとはご自分の好きな趣味。ゲーム。映画鑑賞。ドライブ。

私の場合は天理教の教会長をしていますので、おつとめというものが頭をリセットさせることに有効ではあります。
その他の宗教でもおいのりなどもいいのではないかと思います。

また、宗教ではないですが、瞑想はとてもいいことが医学的にも分かっています。

人それぞれ方法はあると思います。

その方法を見つけられれば、かなぁ〜りぃ　いい感じに世の中を渡っていけるようになりますよ！！

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（その25）10分悩んで解決しないことは悩まない(頭を空っぽにする)
 
筆者が臨床心理士のカウンセリングを受けていた時に良く言われていた言葉です。

悩むのを止めるのは簡単なことではありません。

しかし、理性的に考えれば、10分で答えの出ないことは、諦めて受け入れるか、考えないようにするか、まあどうにかなるかと開き直るしかありません。

悩むことは無意味なことではありませんが、悩みすぎることは非生産的でしかありません。

悩みがある時は、頭の中を空っぽにする方法を身につける必要があるかと思います。

一般的には運動、例えばジョギングがいいかと思います。
筆者の以前の会社では昼休みにジョキングしている人が沢山いました。
その会社の事業所は5000人程度の社員がいましたが、その中でこころの病で産業医の診断を受けていた方が筆者もいれて約100名いました。
しかし、ジョギングをしている方の中で、うつ状態になったという人を聞いたことがありません。
仕事でストレスを受けて悩みがあっても、毎日昼休みにジョギングをして頭の中を空っぽにしていると、こころがリセットされてストレス耐性が高くなっていたのだと思います。

ストレスの高いサラリーマンの方などが週末座禅やヨガをしてリフレッシュをしているニュースなどでありますように、運動に限らず、瞑想も頭を空っぽにできるいい対処法だと思います。

趣味でもいいかと思いますので、頭の中をリセットできる方法をあなたも見つけてみるといいかと思います。