ビジュアライズってたのしい!社内のグラレコワークショップに参加した話。
こんばんは!イーロンマスクは宇宙人と信じてやまない仙崎です。グラフィクレコーディングの社内勉強会に参加したときの記録です。長いですが、よかったら暇つぶし程度に読んでみてくださ〜い。
◼︎講師をしてくれた人
原田紘子さん (株式会社ネットイヤーグループ UX/IAデザイナー)
https://www.netyear.net/author/hiroko-harada
◼︎ワークショップの目的
・描くことに慣れる
・ビジュアライズによる楽しさを学ぶ
・人との表現の違いを知ぶ
グラレコの手法を学ぶというよりは、ビジュアライズで表現することの楽しさと面白さを体感するためのワークという位置づけでした。
◼︎構成
第一部:まずは描くことに慣れる
第二部:たくさん描いてみる
まず最初に「私たちは日常的に文字を描くことで"絵を描いている"(線を使っている)」こと、「絵は5つの図の組み合わせでできている」ということが打ち出されました。絵に対して苦手意識を持たなくていいんだよという優しい内容から始まり、参加メンバーも和やかなムードに。
苦手意識を取り除いたところで、実際に描いてみることに。テーブル上に広げられた模造紙に自由にメモしていきます。色ペンがたくさんあるとテンションが上がる!
図形の組み合わせパターンを知ったところで、人の表情を描いてみたり。「小さい秋」というテーマで秋を連想させるものを描き出したり。
チームを組んで、絵しりとりをやってみたり。
前半の第一部では覚えた図形の組み合わせなどを取り入れながら、描くことに慣れていきました。
後半の第二部は実践的にたくさん描くフェーズに。お題は「高橋優の歌を聴いて、伝えたいメッセージをA3の紙にまとめて発表する」こと。これがかなり面白く、難しかったです。
◼︎ワークの流れ
①「明日はきっといい日になる」を聴き、歌詞を書き出す
②書き出した歌詞を読みながら、高橋優が伝えたかったメッセージの要点をA3の紙にまとめる
③3分ぐらいで発表する
まず耳で聴き取って、歌詞を書き出す。短い時間の中で歌詞の要点をつかみ、紙にまとめていきます。
実際にやってみると、自分がまとめたものを人に端的に伝えることの難しさに気づきます。このワークで感じたのは「同じ曲でも、伝えたいメッセージの受け取り方や解釈は人によってちがう」ということ。三者三様の考え方があり、他者の言葉に耳を傾けられる時間ってすごく大事だなと感じました。
最後は、TEDトーク(高橋晋平)を聞きながら同じような流れでまとめました。こちらも中々難しく...。でも先ほどよりもグラレコ感が出せたような気もします。
一通り描き終えた後は、メンバー同士で描いたものを見せ合う時間に。同じ内容でも注目ポイントやまとめ方が違うので、新鮮な気持ちになりました。
◼︎このワークショップで学べたこと
・絵を描くことで、俯瞰力を底上げできるということ
・見たり聴いたりした情報をまとめて形にすることは、思考の整理につながるということ
なんでもいいので、日常的に感じたものをまとめてみる。というのはUX/IAデザイナーにとって設計力を底上げする基礎固めになりそうだなぁというのを実感しました。
また、全体的にワークショップの構成とファシリテーションが設計されているのが心地よかったです。簡単な入り口から徐々に脳をほぐしていって、少しずつ難易度をあげていきながら最後に感覚を掴んでいく構成は、参加する側に優しくて素晴らしいなと。今回はUXデザイナー、ビジュアルデザイナー、データアナリストと、ばらばらの職種のみんなで集まって交わったのも刺激的でした!
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