【それ、音楽する上で必要ですか?】軍隊式吹奏楽部
初めてお題なるもので書いてみる!
中高、学生時代は吹奏楽に青春を捧げた。
田舎の吹奏楽部だけど先輩が
んまぁぁぁぁ、いじわるだった。笑
先輩がいじわるなのって吹奏楽部あるあるなのかな?
苦しめられたのは中学生の時
いじわる3年生が勝手に決めたうちの部活の????ルール、一部を紹介いたします。
◆ルールその1「ハイカットスニーカー、ダメ絶対」
1、2年生に限っては、ハイカットスニーカーを履いてはいけないルール。うちの部は各学年の靴箱じゃなくて、部活棟の靴箱に靴を入れなくてはならない。先輩は下級生の方をチェックしていて( なんなら定規でハイカット部分を計測してるやつまでいた )ハイカットだと認められるとピアノの周りに呼び出し。なんでやねん。
◆ルールその2「先輩の人数分挨拶」
3年、2年合わせてたぶん40人くらい先輩がいたんじゃないかと思う。先輩とすれ違うとき挨拶をしないといけない。しかもどんなに同じ空間にいてもすれ違うたびに。それだけでもなかなかに狂っているのに、挨拶の時は人数分「おはようございます」を言わないといけない。
たとえば3人の先輩とすれ違う時は「おはようございます、おはようございます、おはようございます」と3回言う。それって逆に無礼じゃない?笑
だから40人とすれ違う時は「おはようございます×40」うそだろ、うそだろ。
これのすごいとこは、先輩、めちゃくちゃ回数数えていて、40のところを35回とかで言うと「いま5回足りなかったよね?」ってピアノの周りに呼び出し。なんでやねんなんでやねん。
◆ルールその3「倒れる奴が悪い」
吹奏楽ってやたらめったら部活の時間が長いんですよね。そして、繁忙期、なるものは夏!夏に大きな大会が待ってるんです。
だから夏休みなんてのは地獄で、毎日部活がある。練習場所は基本的に廊下、灼熱の廊下。だから2リットルくらいのお茶必須。
クーラーが付いてるのは全体練をする音楽室だけ。
お昼ご飯の時、
3年生:音楽室
2、1年生:灼熱の階段
で食べないといけないと言うルールがあった。
そんなことしてるからめっちゃ、人が倒れる。そりゃそうよ。だけどそんな時も先輩は
「え〜〜〜?〇〇ちゃん倒れたの??部活休みたいから倒れたフリじゃなぁ〜〜〜い?」
鬼である。
どうか足の小指、毎日タンスの角にぶつけますように。
いまだったら問題になるようなことが起きまくっている部活だった。
でも私は、私たちは、そのルールを愚直に信じていたし、そのルールにすがっていた気さえする。上手くなるには、先輩に好かれるにはこうするしかないんだ!って。
人間の集まりって怖いですね😦
でもなんとなく、
いま会社で上司を敬う心が育っているのはその経験からかもしれない。
吹奏楽活動よ、どうかクリーンであれ。