Pat Metheny Group:彼らの音楽を Fusion Musicでカテゴライズするのであれば、最強のグループだったと思う
本稿、個人的な思い入れもあるのであしからず。
タイトルが過去形なのは、Lyle Maysが亡くなりグループとしてのアルバムは、もう発売されないと思うから。
グループ構成
【長いメンバー】
Pat Metheny:ギターとそれに類するモノなんでも
Lyle Mays :キーボードなんでも(死没 2020年2月10日 66歳没)
Steve Rodby: ベース
【途中からのメンバー】
Antonio Sanchez:ドラム、パーカッション
Cuong Vu :トランペット、ボーカル、パーカッション
【tips:Pikasso Guitar 】
4本ネックで計42弦(6弦のネックが1本、12弦のネックが3本)のアコースティックギター。Metheny曰く、これ1本で「As Falls Wichita, So Falls Wichita Falls」を演奏出来るとか。
東京国際フォーラムでも演奏したが、抱えるのに苦労していたような😅
ディスコグラフィー
グループ前のアルバムも含めて。
CDの第2の保管庫、iTunes Macthから。
以上が、Pat Metheny Group
このアルバム(As Falls Wichita, so Falls Wichita Falls)は、Metheny と Mays のアルバムで、LP盤ではA面はタイトル曲だけ、安眠にオススメ。
PMG以外のアルバム(たぶん)
PMG Album list(備忘:おそらくこれが正しいかと)
Pat Metheny Group (1978年)
American Garage (1980年)
Offramp (1982年)
Travels (1983年)
First Circle (1984年)
The Falcon And The Snowman (1985年) サウンドトラック
Still Life (Talking) (1987年)
Letter From Home (1989年)
Secret Story (1992年)
The Road To You (1993年)
We Live Here (1995年)
Quartet (1996年)
Imaginary Day (1997年)
Speaking Of Now (2002年)
The Way Up (2005年)
The Way Up ライブ(於:東京国際フォーラム)
振り返ると、最後のPMGのワールドツアー。
東京公演は2005年4月21,22日。4月22日の仕事帰りに会場へ足を運んだ。
セットリストは次の通り。
1. Introduction (This is Not America ~ The Way Up)
2. The Way Up ←アルバム丸々70分ノンストップ
3. (Go) Get It
4. James
5. Lone Jack
6. Are You Going with Me?
7. Last Train Home
8. Roots of Coincidence
9. Always And Forever
10. Farmer's Trust
11. Minuano (Six Eight)
- encore -
12. Song for Bilbao
アルバム”The Way Up”のリリースとツアーが2004年秋に発表され、1月にアルバムリリースとチケットの販売が始まったと記憶している。
開演前、物販で葉加瀬太郎が何かを見ていた😊
ステージが始まると噂通り、新しいアルバムの "The Way Up" を休みなしに演奏するという無茶ぶりで、圧巻だった。
章立てで、アルバムまるまる1曲。
そのあとは若干休憩が入り、今までのいろいろな曲を演奏。
Last Train Home は未だ、ジョジョのEDで使われる(2015)前だったので、これが演奏されても特別に盛り上がることはなく。
【tips:横縞シャツ 】
Methenyは、ライブで横縞の長袖シャツしか着ない。理由を何かのインタビューで読んだ気がする。
MaysはTシャツの上にヨレたシャツを着ているイメージ。
当時の詳しい状況は、ある方がブログに書かれている。
この方は東京公演のあと、韓国の演奏まで追っかけて、演奏のあとPMGの一行と焼き肉を食べに行った写真なんかも残ってる。
その年でブログが止まっているので、いまどうなっているのかは不明。
ミュージックビデオとか
いくつかご紹介
最後のビデオだけはPMGではなく、Methenyの「一人電子チンドン屋」😊
PMGへの思い
学生の頃から今に至るまで、何故かズーッと聞いている。
理由は『Metheny と Mays が織りなす音がスキだから』
そういう意味では Mays が亡くなったので、新しいアルバムを待つことはない。
残念だけど。
MOH