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Pat Metheny Group:彼らの音楽を Fusion Musicでカテゴライズするのであれば、最強のグループだったと思う

本稿、個人的な思い入れもあるのであしからず。
タイトルが過去形なのは、Lyle Maysが亡くなりグループとしてのアルバムは、もう発売されないと思うから。


グループ構成

【長いメンバー】
Pat Metheny:ギターとそれに類するモノなんでも
Lyle Mays  :キーボードなんでも(死没 2020年2月10日 66歳没)
Steve Rodby: ベース

【途中からのメンバー】
Antonio Sanchez:ドラム、パーカッション
Cuong Vu   :トランペット、ボーカル、パーカッション

The Pat Metheny Group was an American jazz band founded in 1977. 
The core members of the group were guitarist, composer and bandleader Pat Metheny; and keyboardist and composer Lyle Mays, who was in the group at its inception. Other long-standing members included bassist and producer Steve Rodby, from 1981 to 2010, and Antonio Sanchez, from 2002 to 2010. Vocalist Pedro Aznar and drummer Paul Wertico were also long-time members. In addition to a core quartet, the group was often joined by a variety of other instrumentalists expanding the size to six or eight musicians.

wiki

【tips:Pikasso Guitar 】

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Methenyはこれもステージで抱えて演奏した

4本ネックで計42弦(6弦のネックが1本、12弦のネックが3本)のアコースティックギター。Metheny曰く、これ1本で「As Falls Wichita, So Falls Wichita Falls」を演奏出来るとか。
東京国際フォーラムでも演奏したが、抱えるのに苦労していたような😅

ディスコグラフィー

グループ前のアルバムも含めて。
CDの第2の保管庫、iTunes Macthから。

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スクリーンショットの都合上数枚にわたる
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The Way Upは会場で縦長のポスターを買ったが何処へ?

以上が、Pat Metheny Group

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As Falls Wichita, so Falls Wichita Falls

このアルバム(As Falls Wichita, so Falls Wichita Falls)は、Metheny と  Mays のアルバムで、LP盤ではA面はタイトル曲だけ、安眠にオススメ。

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彼のアルバムは全部手元にある(はず)

PMG以外のアルバム(たぶん)

PMG Album list(備忘:おそらくこれが正しいかと)

Pat Metheny Group (1978年) 
American Garage (1980年)
Offramp (1982年)
Travels (1983年)
First Circle (1984年)
The Falcon And The Snowman (1985年) サウンドトラック
Still Life (Talking) (1987年)
Letter From Home (1989年)
Secret Story (1992年)
The Road To You (1993年)
We Live Here (1995年)
Quartet (1996年)
Imaginary Day (1997年)
Speaking Of Now (2002年)
The Way Up (2005年)

The Way Up ライブ(於:東京国際フォーラム)

振り返ると、最後のPMGのワールドツアー。
東京公演は2005年4月21,22日。4月22日の仕事帰りに会場へ足を運んだ。

セットリストは次の通り。
1. Introduction (This is Not America ~ The Way Up)
2. The Way Up 
←アルバム丸々70分ノンストップ
3. (Go) Get It
4. James
5. Lone Jack
6. Are You Going with Me?
7. Last Train Home
8. Roots of Coincidence
9. Always And Forever
10. Farmer's Trust
11. Minuano (Six Eight)
- encore -
12. Song for Bilbao

アルバム”The Way Up”のリリースとツアーが2004年秋に発表され、1月にアルバムリリースとチケットの販売が始まったと記憶している。
開演前、物販で葉加瀬太郎が何かを見ていた😊

ステージが始まると噂通り、新しいアルバムの "The Way Up" を休みなしに演奏するという無茶ぶりで、圧巻だった。

The album consists of one 68-minute-long piece, split into four tracks solely for CD navigation. The album is a showcase for the band's ability in solo improvisation and dynamics.
[ Track listing ]
All tracks are written by Pat Metheny and Lyle Mays.
1. "Opening" 5:17
2. "Part One" 26:27
3. "Part Two" 20:29
4. "Part Three" 15:54

章立てで、アルバムまるまる1曲。

そのあとは若干休憩が入り、今までのいろいろな曲を演奏。
Last Train Home は未だ、ジョジョのEDで使われる(2015)前だったので、これが演奏されても特別に盛り上がることはなく。

【tips:横縞シャツ 】
Methenyは、ライブで横縞の長袖シャツしか着ない。理由を何かのインタビューで読んだ気がする。
MaysはTシャツの上にヨレたシャツを着ているイメージ。

当時の詳しい状況は、ある方がブログに書かれている。

この方は東京公演のあと、韓国の演奏まで追っかけて、演奏のあとPMGの一行と焼き肉を食べに行った写真なんかも残ってる。
その年でブログが止まっているので、いまどうなっているのかは不明。


ミュージックビデオとか

いくつかご紹介

最後のビデオだけはPMGではなく、Methenyの「一人電子チンドン屋」😊

PMGへの思い

学生の頃から今に至るまで、何故かズーッと聞いている。
理由は『Metheny と  Mays が織りなす音がスキだから』
そういう意味では Mays が亡くなったので、新しいアルバムを待つことはない。
残念だけど。


MOH