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ハバナクラブの正統派ラム酒

久々にお酒(ラム酒)の記事。
(この記事、八重洲で買ったラム酒記事の前に書いているので悪しからず)

最近あまり記事にしていないが、禁酒しているわけではない。
ちょっと珍しいラム酒を見つけたので、備忘を兼ねて記事にしておきたい。

ラベルに小さな文字で書かれた " CREATED BY HABANA CLUB "
これに気が付かなければスルーしていた

ハバナクラブの記事

Havana Club Pacto Navio(ハバナクラブ パクト・ナヴィオ)

Comment:
キューバを代表するラム、ハバナクラブの限定ボトル。熟成に使用する樽に甘口のソーテルヌワインの空き樽で、後熟が施されているのが特徴。名前の言われは、17世紀当時フランスからキューバに船でワインが輸出され、船員たちはフランスに戻る際にキューバラムをワインの空き樽に入れて持ち帰った。
その後、1800年代に入るとフランスとヨーロッパ諸国との間でナポレオン戦争が勃発したために、二国間の交易は途絶えてしまう。
途絶えてしまった両国の国交は1815年のパリ条約締結によって回復し、歴史と両国の友好に敬意を表して、パクト・ナヴィオと名付けられたのが由来(スペイン語で、Pacto は“条約”  Navio は”船“)。

Tasting comment:
香りはフルーティーで優しい甘さが漂う。徐々にナツメグやドライフルーツのデーツのようなニュアンスが飲む意欲を誘う。味わいはなめらかにまとわりつくような舌触りにヴェルモット・ロゼのような複雑さとマスカット、無花果が感じられる。フィニッシュはラム独特の甘みとチェリーの酸味。

https://waiter.jp/collection/bc9127/
スペイン語の緑色ラベル " REPUBLICA DE CUBA Garantia "で封をされている
「キューバ共和国 保証済」😊

"cuban rum selectivery finished french oak wine casks"
表記の通りであれば、今もフランス赤ワインの樽を使っているはず。


お店のレジにボトルを持って行き、一言二言。

MOH:このお酒、珍しいですね。
店の人:常連さんが飲みたそうにしていたので仕入れてみました。上の棚に置いておいたのに、よく見つけましたね。
(確かに、背伸びしないと届かない棚へ置いてあった)
MOH:常連さんに悪かったかな?
店の人:まだ(中次に)少し残っていたので、直ぐに取り寄せます。

常連さんから、うらまれる心配は無さそうだ。

風味と味わいはラム酒の正統派。
ノンフレーバーでマイルドだが、しっかりとラム酒😊
ラム酒を評価する際のベンチマークにしてよいと思う。

MOH




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