vsストレス
この夏、蕁麻疹に悩まされている。とにかく1日1回どこかしらに出ていて常に痒い。
このままではいかん!と病院へ。事前にリサーチしていたので蕁麻疹の写真も撮って持って行った。
診察をして、写真を見た先生は
「ストレスだね。食べ物じゃなさそうだし…これはストレス以外は考えられない」
実はこれ、予想していた答えだった。数年前も蕁麻疹と胃痛に悩まされた時にも言われたから。
とにかく私の不調は8割くらいはストレスと言われる。ストレスと共に生きてもう10年くらいになる。(よく考えたらストレス期の半分を夫と過ごしていたことに気づいた)
何だよ。ストレスって言うなよ。
ストレスからくる不調と言われても、この生活を変えることはなかなか難しいからとてつもなく悩んでそれがまたストレス…あぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!と頭を抱えた。
こうゆう診断を受けた人には国から助成金とか出てくれたらいいのに。そしたら仕事も休んでシッターさん頼んで、3日くらいガーッと好きなことするのに。気になる生活費も無視して好きなことできるのに。
と、夢みたいなことを思いながら日々悶々としていた。実は1週間くらい前から風邪をひいていて咳が酷く寝不足が続いている。お盆から毎週実家に帰っていたので家の中も散らかり放題。見過ごしてきたけど、今朝はもう目眩がするほどだった。熱を測ったら37.8℃。
うん。今日は休もう。そう思って会社に連絡を入れた。
職場に私の代わりは沢山いるけれど、母としての私の代わりは誰もいない。それが職場復帰するときに一線を退いた理由だ。
子供達も休ませたいと思ったけれど、息子は保育園で調理実習があるので登園することになり、娘と2人で休むことにした。
息子を送り出して家に帰り、まずは解熱剤を飲む。そして掃除と洗濯を一気にした。今日は天気も良くて洗濯物がよく乾きそうだった。自分たちの部屋からリビング、各々の部屋を片付けてから毎週見ているドラマを録画していたので見て号泣してから2時間ほど横になった。起きた頃には熱も下がって、咳はまだあったけどあの鬱々した気持ちはなくスッキリした気持ちだった。
私の生活の中心は家庭の中にあって、そこを無視して通過することはできないんだなぁと思った。きっと子供達もいなくてひたすら寝たら体力は戻ったのかもしれないけど精神的には何もできなかった自分を責めて今日一日塞ぎ込んだと思う。
体力はしっかり食べて夜に子供達と眠っているうちに戻っていく。心を大切にすることで私はこの生活の中心で笑って生きていけるのだと思う。
もう夏も終わり。外の空気は秋っぽくなっている。安眠の季節がやってくる。
息子を迎えに行く途中、少しだけ早く出て娘とドトールへ。
チーズトーストを食べる娘が歓喜の気持ちをまだたどたどしい言葉で伝えてくれた。
大丈夫。いつかこの蕁麻疹もストレスと呼ばれる不調も乗り超えていけるさ。