トランプ氏の報復関税と私のYouTuberとしての話
トランプ氏が大統領選挙に勝利した場合、脱ドル化を進める国に対して100%の関税をかけるという件についての解説とチャンネル登録者様が19万人を超えたことについて、感謝と今後の方針をご報告します。
脱ドル化を進める国に対する関税とその影響
グローバルサウスの国々を中心に脱ドル化が進められており、ドルの崩壊を予想する人も多いです。もしそうした国に関税をかけると、この動きがどうなるのでしょうか。まだ不透明な部分が多いため、具体的な説明はできませんが、この件の可能性について解説します。
ロシアと中国への影響
まず、脱ドル化の報復関税についてですが、トランプ政権がこれを実施したとしても、脱ドル化の動きはなくならないと考えています。その理由の一つは、ロシアと中国にはあまり効果がないという点です。
ロシアに関しては、関税をかけると言っても、既に経済制裁が行われているため、ほぼ効果はないでしょう。ロシアは既にドルを中心とする経済システムから追い出されており、独自の通貨決済圏を作るしかない状況です。この状況は変わらないでしょう。
中国に関しても、関税はやめて欲しいと思っているとしても、アメリカの厳しい態度はこの件に限らず続いています。そのため、中国も独自の通貨決済圏を作るしかないという立場です。
この二カ国は関税に関わらず、脱ドル化を進めていくことになるでしょう。ただし、この二カ国だけでできるものではなく、グローバルサウスの国々を巻き込むことが重要です。ロシアや中国に全振りすることはできない国も多いため、脱ドル化にブレーキがかかるのは間違いありません。
BRICS新通貨の中心的な存在である中国は、自国通貨人民元において、米ドルとの管理相場制を採用している国です。完全なドルペッグ制ではありませんが、ドルとの変動が大きくならないように管理しています。
アメリカの財政問題とドルの行方
トランプ大統領が誕生し、脱ドル化を進める国に100%の関税をかける場合、脱ドル化の動きはスローダウンする可能性がありますが、完全にはなくならないと考えるべきです。
ドル崩壊やBRICSが脱ドル化を進めているという話が多くありますが、むしろアメリカの財政問題が重要です。トランプ大統領が誕生した場合、政策がどのような効果を発揮するかはまだ不透明です。場合によっては、アメリカの財政問題の悪化やドル安を招く可能性もあります。私はむしろそちらを心配すべきだと考えています。
たとえ人民元で取引しても、通貨リヤルを米ドルにペッグしているサウジアラビアは、米ドルを保有せざるを得ません。そして、米ドル以外の通貨に切り替えるということは現実的に不可能です。
関税とアメリカの財政悪化
脱ドル化を進める国に100%の関税をかけて動きを牽制したとしても、アメリカの財政悪化が懸念される事態になります。FRBに口を出して政策金利を低く誘導するような話も出ています。そのため、ドルの価値が大きく既存し、決済通貨としての地位を落とす可能性もあります。
減税による経済の押し上げ効果、それによって税収がどのように推移するか、経済の押し上げでインフレがどこまで上がり、金利がどこまで上がるのか、ドルの行方を見ていく上では、そちらの方が重要になってくるのではないかと個人的には思っています。
経済にプラスになるだろうと見られるトランプ氏の政策ですが、財政悪化がどこまで進むのか、そして長期金利がどこまで上がり、金利上昇がどこまで経済を冷やすのか、その辺りが注目ポイントになると見られます。
通貨価値の行方と経済のファンダメンタルズ
通貨の話になると、政治面だけで通貨価値の行方を予想しようとする人もいますが、経済のファンダメンタルズも通貨の行方に大きな影響を与えていることを忘れてはいけません。新しい大統領の政策でドル相場がどうなっていくのか、今後もアップデートしていきたいと思います。
チャンネル登録者様19万人突破の感謝
ここから、チャンネル登録者様が19万人を超えたことについて、感謝と今後の方針について説明します。何よりもまず、ありがとうございます。
今週、チャンネル登録者様が19万人を超えました。去年の７月に10万人を超えましたので、１年と少しで19万人まで増えました。このペースで行くと、年内には20万人まで行けそうです。ただ、20万人は通過点で、30万人を目指していきたいと思っています。30万人以上になると、このジャンルでは多い方になると思うので、そこを目標に頑張っていきたいです。
今後の展望
ただ、人数自体は面白い動画を出せば結果としてついてくるものだと思っており、目先の人数ばかりを追い求めないようにしています。これまで２年ほど前から毎日更新を続けており、今もニコニコchと合わせて毎日更新を続けています。
毎日更新は非常に大変です。毎日４〜５時間は必要です。特に大変なのは、編集ではなく、皆様が知りたいと思うネタを考えることです。
表面上のことばかり考えて、チャンネル登録者数だけを増やそうとする、これは全く意味ないわけです。
GDPだけ見て、移民は経済にとっていいことだという発想は非常に表面的なところしか見ていないと私は感じています。
YouTubeに関しては、他のプラットフォームではできないほど多くの人に動画を届けることができるというメリットがあります。私は40代半ばになり、人生の折り返し地点を過ぎたと感じることも多いですが、自分が社会の中で何をやるか、何を残すかを考えることが多いです。
これまでにやってきたことを生かして、なるべく多くの人に役立てればと考えると、YouTubeはやりがいがあります。なるべく続けていきたいと思っています。
企業案件のご案内
企業案件のご案内をたくさん頂いていますが、ご提案くださる企業の方は、御社の商品やサービスがどのように素晴らしいのか、どのように優れているのかを細かく教えていただけると幸いです。
多いのが、いくらくらいで宣伝動画を出してください、いくらぐらい払うからサービスの説明をしてくださいというお金の話だけのケースです。ビジネスだからこそ、顧客の利益になることをやらなければ続きません。他社の商品やサービスの案内を動画内で行うということは、このチャンネルの大切なお客様にその商品やサービスを勧めるということです。
普通に考えれば分かることですが、大事なお客様によく分からないものを勧めるわけにはいきません。企業案件のご案内はお金の話だけではなく、その商品やサービスを動画内でご案内することで、私のチャンネルを視聴してくださっている方がどんなメリットを得られるのかを説明して欲しいです。本当にこの商品やサービスは素晴らしい、視聴者の方に勧めたいと思うものがあれば、企業案件をお受けしたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。
まとめ
トランプ氏が脱ドル化を進める国に対して100%の関税をかけるという件についての解説とチャンネル登録者様が19万人を超えたことについて、感謝と今後の方針をご報告しました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
ご参考
FRBの政策を決定するメンバーは大統領によって選ばれていますが、政権とは一定の距離を置いて独立性を持って金融政策の運営を行うことが重要とされています。トランプ氏の発言を受けて、FRBの独立性が失われるのではないかと非常に注目されています。
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