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BMWの財務分析(BMWの決算書に見る売上減少と研究開発費の増加理由、中国との関係)
ドイツの自動車業界がどのように変化していくのかが注目されています。ドイツのメーカーはエネルギー価格の高騰やウクライナ戦争の影響でコスト高に苦しむ中、中国のメーカーとの価格競争に直面しています。
ご参考(ドイツの自動車業界記事のまとめ)
■ フォルクスワーゲンの工場閉鎖と独経済への影響(2024/9/3)
■ ドイツの自動車業界を取り巻く中国とEUの話(2024/10/10)
■ VW工場閉鎖とドイツの自動車業界の厳しい現状(2024/11/4)
こうした状況下で、フォルクスワーゲンはすでに人件費の削減を実施しています。また、ドイツ国内にある10の工場のうち3つを閉鎖することを追加で検討しています。
この国内工場閉鎖の検討が早いのか遅いのか、それとも遅すぎるのか、正しいのか正しくないのかの判断は難しいところですが、収益性の改善のために動いている、何もせずだらだらと業績悪化を眺めているわけではない、その点は評価できると思います。
2024年上半期に、フォルクスワーゲングループは10億ユーロのリストラクチャリング費用を計上しています。内容としては人件費の削減で、2024年4月の取締役会で決定されています。すでに人件費の削減は実施しているようです。
今回の記事ではBMWの財務分析の結果を解説したいと思います。BMWも収益性の改善のために動いているのかどうか、これがテーマです。ビギナーの方に向けた記事です。BMWと中国の関係も説明しています。おもわず誰かに話したくなる内容です。
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過去の財務分析記事と同様に、できるだけ実際の流れと目線の動きをそのまま記載しています。決算書の全体を眺めて、注目ポイントの一部を書き出しているわけではありません。よろしくお願いいたします。
■ ビジネスの理解のための財務分析(note株式会社)
■ ニュースの理解のための財務分析(株式会社セブン&アイHD)
■ フォルクスワーゲンの財務分析
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