第58回宣伝会議賞の結果について。

さてさて、もう1週間くらい経ってるんで今更ではあるが、宣伝会議賞の1次審査通過についての結果が発表された。なんで今頃なのかといえば今頃ようやく宣伝会議を読んだからである。特に他意はない。

正直、Twitter上ではさて2000本出したとか50本通ったとか景気のいい話がバシバシ飛び交ってて、どうしたもんかと思っていた。自分の応募総数は507本。1000本超えが当たり前みたいな世界においては物足りない数字だが、自分的には史上最多である。

ここで唐突に自分史を振り返る。

第52回までは毎回10～30本程度応募。１次通過１～２本というのがほとんどで、確か２回くらい2次までいったかな？最初のころは紙で応募していたのでとにかく用意するのが面倒くさかった。でもこの時代から猛者たちは応募作品を段ボール箱に詰めて応募していたらしい。自分は「封筒に収まるくらい」が基準だったのでそもそも熱量が違った。

そして奇跡の第53回でいきなりファイナリストとなり東京に呼ばれた。ただこの時も応募数は50本程度。それまでよりは多かったので「やっぱ多く書けばいいんだな」と思った。顛末は以下にまとめたことがあるので興味ある方はご一読いただきたい。

第54回は意気込んで100本ほど応募したのだが、なんと通過ゼロ。思いついたらすぐブラウザ入力していて推敲もなんもない状態だったのが裏目に出たか。ただ53回の時もそのやり方だったので調子に乗っていた。

そこから55回・56回は、全滅こそないものの、結局100本程度応募しては１～２本という以前と全く変わらない状態になっていた。前回の57回のあたりでは、Twitterのフォロワーにコピモン（通過本数50本超え、みたいな冗談レベルのモンスターたち）が増えてきたこともあり、刺激を受けて自分史上初めて200本を応募した。

そして…2本通過という何も変わってない結果。このあたりで認めざるをえなかった。「まぐれ狙いのスイング、当たらねえ」ということを。そこで今回は初めてやり方を変えた。

具体的には以下の2点。

１．いきなりブラウザに打ち込まない
２．エクセルのリストにまとめる

「えっ、それすらやってなかったの？」と言われるレベルであることは百も承知。今までそのへんの石を投げていただけだったのを、せめて弓矢を作ろうと思ったわけだ。なおかつ、目標をいきなり1000本にした。4桁超えという証拠を残したかったのである。

まあ先に書いちゃってるので「えっ？」と思った方もいるかもしれないが、実際507本しか書いてないので目標は大幅に下方修正している。まぁいろいろあったんです。それでも去年からしたら倍以上。ひそかな目標として「去年の倍以上、すなわち5本以上通る！あとCMで通過する」というのを立てた。本音を言えば1課題で複数通過とか二桁通過も目標だったが、バンバン通っている人たちが「今年は手ごたえがない」とか「1本通ればなんとか」みたいなことを書いているので弱気になった。

で、ずいぶん引っ張ったが結果は以下。

応募総数507本（一応全課題に応募）
通過コピー本数　8本
通過CM本数　　　1本（ラジオ）

よっしゃーーー！事前に「今年は通過率が１％切った」とか怖い情報ばかりだったのでびくびくしていたが見事自分史上最高の結果となった。いや、最終結果はまだなんだけど。協賛企業賞でないことは間違いないんだけどね、連絡きてないから。

もちろん、世の中には数十本を軽く通しながらファイナリストや協賛企業賞を受賞していないという人もいる。それからすると受賞確率などまだまだ。「以前50本送って１本がファイナリストになってんだから単純に言えば期待値９倍あるやん」という無理やりポジティブな見方もできるが…いや、あえてポジティブになっておこう！なんか獲るぜ！

で、結局何が通ったのか、書こうと思ったけどなんか長いので次回にします。