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takeshisaito
我が家の小咄シリーズ 「庭のカエル」
妻が庭で何かを埋めるため(枯れ枝とか)のスコップで穴を掘っていると、ぐにゃっと変な手応えがあり、見てみると土の中にいたカエルだったという。その際の会話。
妻「それがけっこうデカいカエルで」
俺「へー、こないだ見かけたやつかな?しかしそんなスコップが当たって大丈夫だったのか?腹とか突き破ったり」
妻「そうそう!ほんとそうなってないかと思って拾い上げて見てみたら、大丈夫で」
俺「へぇ、頑丈なんだな」
妻「すごい身体とか硬くなっとって。でも抱き上げてみたらすごい怒ってる感じだった。『ぶつけやがって!』みたいな。だから『ごめ〜ん』って言って離してやって。そしたらじわじわ向こういって」
俺「ふむ」
妻「それでしばらく見ないようにしてたらまた戻ってきてて。こっちが顔出したら逃げるんよ!『あいつまだおる!』って。だから『ごめんごめん、もう見ないから。』って言って戻ったんだけどまた気になってしまって」
俺「ほう」
妻「で、見たらまた戻ってきてて『まだおる!』って言ってまた向こうに」
俺「さっきから気になってたんだけど、大自然と友達なのか?めちゃめちゃカエルと会話しとるが」
妻爆笑。
俺「あとまさかそのカエルに名前つけてないだろうな」
妻「!?なんでわかったん!」
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![かわさき(土竜)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/16515412/profile_e0140f7893f111f7676915c2f4eca432.jpg?width=600&crop=1:1,smart)