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物語脳、川柳脳、コピー脳。

「何ができるかではなく、何ができないのかを知っておけ」そんな言葉に触れたことはないだろうか。なんかあった気がするのだが出典を忘れた。

何の話かといえば、創作にまつわる話である。最近公募系の情報サイトアカウントをTwitterでフォローしてみたのだが、思った以上に情報がガンガン出てくる上に多岐にわたっている。川柳、エッセイ、ラジオCM、ショートショート、スローガン、キャッチフレーズ、脚本、小説、さらにはフォトコンテストやイラストも思いのほか多い。

正直こんなにあると「なんか競争率の低いやつはいけるのではないか」とも思ってしまうが、多分似たようなことを考える人がたくさんいるので結局大して違いはない。そして何より、冒頭の話に立ち返るが募集してようがしてなかろうができないものはできないのである。
例えば、ぱっと見の難度でいえば川柳とミステリー小説でいえば圧倒的に後者が高い。とりあえず5.7.5に当てはめてみるのと、原稿用紙250枚分のお話を作ることを比較すれば一目瞭然。なのだが、じゃあ小説を書ける人なら川柳も簡単なのかというとこれまた違ったりする。もちろんできる人もいるだろうけども。

あともう一つ重要なポイントとして「書くだけならなんとかなる」というのがある。自分も川柳に挑戦してみたこともあるし思い付きの5.7.5なら別になんとでもなる。しかし受賞したことはないので川柳センスはなさそうだ。

それでいうと受賞歴があるラジオCMならセンスがあるのかと思いたいが、これもまあ応募は続けているものの3年くらいは何も受賞してないので怪しい。

最近はnoteにも上げているが漫才台本まで書き出した。だがこれも実際に演じているわけでもないし面白いのかどうか不明。思いついたから一応形にはしたけども。

あれっ、脳の向き不向きについて書こうとしてたはずなのに気が付くと自分が全部ダメみたいな話になっているではないか。いかんいかん、軌道修正。

たまに小説などをバンバン書ける人がいる。おそらく投稿系サイトにアップしてもいる。かつ「短いものは書けない」みたいなことを言ったりする。これこそ短いのしか書けない側からすると「そんなわけねえ」と思うのだが…もしかすると単純に言いたいことが多すぎて削れない人なのかもしれない。

「この背景説明を削るとフォーリアン王国が2523年前に魔王ダルクの襲撃を女神フィーネの力を借りて撃退したことがわからなくなるしそうなると魔法の源であるフィーネリアンの存在についても補足が足りないのでメンタルマキシマムブースト状態でのみ放てる必殺技ルヴァイントルネードの発動原理が…」
みたいな可能性もあるわけだ。

「でも世の中にはキャッチコピーでも川柳でも強い人もいるじゃん」というツッコミも想定している。もちろんそういう人もいる。ヒットも良く打つが足も速いみたいなものだ。でも足だけしかないという選手もいるし、ついでに言うと足も打力もそこそこでめちゃめちゃ調子のいい時しか一軍に上がれないという選手もいるのだ。すぐ野球に例える

まあ能力の高さ低さを基準にすると容赦のない話になってしまって己がダメージを受けるのでやめておくが、その中でも向き不向きはある。自分でいえば泣かせる路線みたいなものは書いたことがないし書けると思わない。あと長いのもダメ。途中で飽きる。
そういえば少し前にTwitterで「♯自作小説の一節」に応募して入選できたのだが、他の人が何人か「本当に最後まで書いてある小説の一節」だったことにびっくりした。小説の一節ぽいシーンを書くものだと思っていたのに。

↑ちなみにこのあと数行くらいは書いた

まあどちらにしろ長いものは難しいと思うのでまだ多少向いていると思われる短いものをがんばっていきたい。
今はオープン公募的なものは休んでいるし、その分クローズドなものに全力を注いでいると言いたいところだがモンハンライズサンブレイクが出たのが良くない。なんも書いてない。
何が言いたかったのかわからんが、結論としてはイベントクエストのマガイマガド強すぎるぞ、ということです。あでぃおす

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