おっさんずジョブ ~新しい職を求めて その5~
前回からまたまた時間が空きました。
ちょっとだけ書くことがあったので書いてます。
前回の続きとして、面接に行ってきた。その会社は以前企画職を募集していてそちらは通過しなかったのだが、企画営業職の募集も始まったのでそちらも一応送ってみたら書類通過したというわけだ。
ニッチな業界向けの商品を扱っていて、ホームページを見てもなかなかユニークだったし、取材などもしているようだったので経験を活かせるところもあるかな、という印象。営業として得意先を回りつつたまに企画職の人と一緒に取材、とかそんなイメージを持っていた。
面接官は3人。社長さん、企画部署責任者の女性、企画部署チーフの男性。順にA.B.Cとする。Bさんが採用責任者のようで、まず最初に経歴や志望動機を聞かれて、それはさらさらと答える。前回は企画職の募集だったが、今回は企画営業職で、企画といってもほぼほぼ営業であり、結構独立して動くようになる、という話をされる。この時点で「あっ、これプランナーとかの経験より飛び込み営業できるような経験を求めてるな」と感じた。正直そっちの経験はほぼない。現状も窓口対応がほとんどである。もちろんお客さんとは話すし、コミュニケーションにそこまで不安を抱えてはいないが、押し売り的にグイグイいくのは苦手である。
こりゃミスマッチだったかなぁと思いつつも、「じゃあ帰ります」とも言えない。Aさんから転職活動に至った動機などを聞かれて背景をしゃべったりした。Cさんはほとんどしゃべらず、あまり部署的にも営業採用に関わりはないのかもしれないと感じた。
営業が何人居るのかとか、どんな動きをしているのかと質問してみたりもしたが、それなりに時間が経つとさっそく打ち止め感が出てくる。Bさんからは相変わらず「求めてなかったな〜感」のオーラが出てる。Aさんはたぶんこちらよりも若いがフレンドリーで話しやすく、多少雑談めいたことも話したりした。
「じゃあ…何か自己アピールはありますか、特技とか何でも」とBさん。最後に、という感じだろう。このへんでこちらもだいぶリラックスというかどうにでもなれ感があった。
「特技、というと…福山雅治のモノマネとかではないやつですね?」
「いやそれでもいいですけど」
「わはははは」
一番和んだ瞬間かもしれない。これのウケが良かったせいか、Aさんから急に「進行管理とかやられてますか?」「そちらでのオファーというのは可能ですか?」という質問がきた。個人的には全く構わないというか、性格的にはそっちのほうがいいのでもちろん、という返しをしたが、ここに切れ込むのがBさん。「いやぁ、それは募集内容と真逆ですし…」うう、とことんBさんのウケがよくない。女性人気のなさか…(?)。
まあそんな感じで面接は終わり、案の定後日「求めているキャリアではない」という理由で不採用となった。
てなことで2連続で面接に落ちてみて、「やっぱキャリアない業界厳しいわ」と当たり前に感じた。面接ではそれなりに喋れるのだが、業界経験豊富なライバルに勝つほどかというと…。
それに加えて、仕事がめちゃくちゃ忙しくなってきて、転職情報を吟味する余裕もあんまりなくなってきた。厳密に言うと家に帰ってからの自由時間をなくせば見れるのだが、それだと生活に張り合いがなさすぎる。
まあそんなことで現在停滞状態です。今後どうなるやらほんと不明。
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