毎日新聞の迷走を考察
◉TBSがまたやらかしていますね。「取り組み不十分な事業者名は今月中に公表」中小・小規模企業の賃上げに向け岸田総理が表明」と打ち、まるで政府が賃上げしない中小企業の吊し上げをするかのような見出しになっていますが、違います。まずは、下記リンク先の全文を、ぜひお読みいただくとして。なぜこんなやらかしをしたのかの、邪推を書いてみたいと思います。あくまでも邪推ですが、
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、毎日新聞の写真です。
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■コミュニティノート炸裂■
さっそく、コミュニティノートが入っています。「名前が公表されるのは下請けの中小企業に下請け法や独占禁止法などに反した行為をする元請け企業です 賃上げをしない、もしくは出来ない中小企業ではない事に注意が必要です」と、的確な情報追加が炸裂しています。岸田内閣は中小企業吊し上げではなく、むしろ下請けに価格転嫁したりする大企業に、そんなマネはするなよと釘を差しています。日産自動車の長年の下請けいじめが発覚したタイミングを見ても、これは大企業にはかなりのプレッシャーでしょう。
たぶんTBSとしては、政府が中小企業潰しに来るぞ~と、オオカミ少年になりたいのでしょうけれど。あくまでも、岸田総理と政府は大企業に対して、「中小にしわ寄せすんなよ?」と脅しているのであって、庶民の味方気取りのTBS的には、ちゃんと報道しろよと。なぜこんなことを書いたか、実はピンと来る記事がありました。それが、こちらの報道。なんと、徳島県の地方紙で、Wikipediaによれば県内普及率は約59.94%(2021年4月時点)で発行部数17万4302部の徳島新聞で、記者らがストライキをしているとのこと。
デフレだと大企業は、思ったより潰れないんですよね。真綿で首を絞めるように、じわじわと倒産はしますが。むしろインフレに入ると、時代に取り残されつつある斜陽産業や、十分な給料を払わない業種は人手不足で、パンパンと倒産するんですよね。好景気倒産のパターンです。そういう意味では、新聞業界が完全に斜陽産業化して、ベアどころか新入社員の賃金水準を現在の75%に押さえるとか、かなりの苦境です。地方新聞社は、地元のテレビ局にも関わっていて、そこでグループとして稼いでることが多いのですが。徳島新聞社は、そうではないようですね。
■毎日新聞の経営的な苦境■
さて、毎日新聞が2021年3月に、資本金を41億5000万円から1億円に減資して、中小企業になったのは、一部に有名な話です。取り崩した資本金は「その他の資本剰余金」に充てるとのことでしたが。税法上は中小企業になることで、税制上のメリットが大きいのですが。そのぶん、信用も落ちます。それよりも、そうやって資本金を取り崩したのに、純資産が2007年の205.32億円から2023年には66億円と、32.14%に減っています。売上は2007年の1577.92億円から2023年の595.23億円と、こちらも37.72%にガタ落ちです。
すごいですね、16年間で売上が62%以上も落ち、純資産が67%以上も目減りって、まともな企業ならとっくに倒産か、廃業するか、あるいは業種替えして生き残りをかけるのですが。毎日新聞系列のTBSがなぜ、政府が中小企業イジメをするかのような記事を出したか、わかりますね? 自分自身が中小企業になり、。でも、制作会社とか下請けイジメをしてきたのは、テレビ局なんですけどね。
■根本から腐る毎日とTBS■
そして、毎日新聞西部本社の報道部の記者が、福岡県豊前市の後藤元秀市長による市職員へのパワハラを告発する資料を、提供者に無断で市側に渡していたと読売新聞が報道しています。マスコミとしては自分が罪を被っても取材源の暴露は、絶対にやってはいけない大問題です。オウム真理教に、坂本弁護士のビデオを見せたTBSのグループ企業だけはありますね。TBSは看板番組のnews23で、JA職員の身バレ問題も起こしましたし、もうグループの体質が西山事件から何十年経っても、変わっていないのでしょう。これでは、内部告発ができなくなります。毎日新聞TBSグループは、根腐れしています。
そう言えば、桜ういろうアカの正体と疑わる共同通信名古屋編集部の某デスク、前職は毎日新聞の元愛知県警担当だったとか。さもありなん、ですね。匿名発言を批判してた左派の方々は、桜ういろうの件でだんまりを決め込んだんですけれども。匿名性自体は、政治権力や企業や反社会的勢力への内部告発のためには、絶対に必要なものです。そういう意味では、表現の自由と似ている面もあります。それを内部告発で善用するか、誹謗中傷で悪用するか、それは個人の問題であり、個別に内容で判断すべきことなのに、糞も味噌も一緒にして、匿名性自体を批判してきたのが左派なわけで。
その結果、桜ういろうアカのような御仁が出現すると、特大ブーメランになるんですよね。だって、Dappiアカにぶつけた批判(勤務中に〜組織的に〜処分が軽い〜)が、全部はね返ってくるから。社会的な影響力や立場から言えば、会社の役員だか社長だかわからねど一般人のDappiアカウントと、二大通信社のマスコミ人を比べたら、後者のほうがより社会的な影響が強く、問題でしょうに。匿名性を悪用して同じことをやった、新潟日報報道部長は、辞職しました。やったことは酷かったのですが、暇空茜氏との裁判で負けてもなお、だんまりを決め込む桜ういろうアカより、身の処し方は100倍まともだったように思います。まぁ、最近こっそり別名で復活していたようですが。
上記のnoteと併せて、このnoteはお読みいただければ幸いです。「朽木は雕るべからず。糞土の牆は杇るべからず、予において何ぞ誅めん。」という論語の言葉を、思い出しました。
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