京アニ放火殺人事件:公判前整理手続き開始
◉2019年7月18日に起きた京都アニメーション放火殺人事件ですが、あれから4年近い歳月を経て、ようやく裁判開始に向けた公判前整理手続きが、京都地裁で始まったそうです。実は一報を受けたとき、昔の教え子がその頃、京都アニメーションで仕事をしていたはず……と、真っ青になりました。後日、別の教え子と連絡が採れて、別スタジオで作業していたと安否を確認できて、ホッとしたのですが。マスコミのあまりのアホな報道姿勢に呆れて、この件は黙っていましたが。これから、結審するまで何年かかるか。弁護団は責任能力の有無を問うしかないでしょうし、死刑求刑で最高裁まで行けば、何年かかるやら。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、京都鴨川の写真です。
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自分は、この事件の犯人に対しては、一貫して怒りを覚えており、同情はしません。死者36人・負傷者33人という、単独犯が一日で起こした犯罪としては、戦前の津山三十人殺しを上回る、凄惨な事件です。自分は、漫画家やアニメーターなど、クリエイターの才能がいかに希少化を、知る立場です。命の軽重の話ではなく。才能溢れる人がひとりの愚か者によって、未来を奪われた。家族の数はその何倍にもなり、多くの人を幸せにするであろう作品を、世に送る機会は永遠に失われ。ひたすら、悔しいです。日本の文化の一部を殺したのだと、そう思います。
個人的に犯人に同情するのは勝手ですが、それをこっちに押し付けてくるなという話で。事件の背景とか、なぜ犯人がこんな莫迦なことをしたかの分析は必要ですが、それはプロの仕事ですしね。自分のこの件に関する思いは、3年前に書いたこのnoteと、ほぼ変わっていません。もし犯人に望む事があるなら、自意識過剰をこじらせた自分の過去や、その時点での考えを正直にカウンセラーや顧問弁護士に話し、後世の人が研究する材料を残してほしいことと、同じような莫迦なことをする人間に、「あ、自分も犯人と同じ発送してる……」と、気づくきっかけになってほしいということですかね。
でも、犯人に同情する仕草、それで安倍晋三元総理の暗殺犯を、左派系マスコミや文化人は、擁護しまくりましたよね? 様付けで称える大手出版社役員もいましたし、左派マスコミは「犯人(暗殺)は悪い、だが……」とアリバイ作りした上で、犯人の背景を汲むべきだとか、宗教二世がとか、自民党批判や安倍元掏摸批判につなげるために、執拗に擁護しましたよね? その結果が、和歌山での岸田文雄総理への爆弾テロ未遂ですよ。そして、あんな事件が起きたにも関わらず、自己弁護に必死な大学教授やジャーナリストが、多い多い。
でも、朝日新聞阪神支局襲撃事件についての、5月3日の朝日新聞の記事。どこを探しても「テロは許されない、だが朝日新聞側にも襲撃される理由があったのでは?」なんて一文はないわけですよ。朝日新聞がそれをやったら、自分も一貫しているなと、頭を下げますが。都合によって使い分けているわけです。なので自分も、朝日新聞の姿勢を見習って、京都アニメーション方あk殺人事件の犯人に、一片の同情も寄せません。同情という承認欲求を求めて、またやるバカが出ないように。
どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ
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