放射線を出さない核融合反応に成功
◉核融合科学研究所は、岐阜県土岐市にある、文部省所管の研究所のひとつで、220人の研究員が働いてるそうなんだそうですが。軽水素とホウ素11の核融合反応を世界で初めて実証したと発表しました。核融合反応というと、重水素と三重水素というのが一般的なんですが、軽水素とホウ酸を利用した核融合の研究が、進んでいたんですねぇ。ホウ酸というと小学校の頃の理科の実験や、実生活ではゴキブリ用のホウ酸団子とか、シロアリの駆除剤というイメージぐらいしかないのですが。こんな研究が進んでいたんですね。
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昨年12月に、米カリフォルニア州のローレンス・リバモア国立研究所が、投入したエネルギーよりも多くの量のエネルギーの生成に成功したと発表し、核融合は新たなステージに入ったのですが。やはり、大きな壁を越えたせいか、核融合関係の情報も、だいぶ増えた印象です。やはり、ロシア連邦軍によるウクライナ侵攻によって、世界的なエネルギー問題が顕在化しましたし。脱炭素だ脱原発だと行っていたドイツや、環境活動家の偽善がバレてしまいましたし。夢のエネルギーとしての核融合への関心も、一気に上がったのでしょう。
ううむ、サッパリわかりません。でも、放射線を出さない核融合ってのは、反原発派をこじらせて各アレルギーに陥っている人たちには、不都合な研究の進捗ですね。「核廃棄物の最終処理が~」とか空念仏を唱えているわけですが、我が国も意外と古くて硬い岩盤が各地にありますから、ガラス固化して地下に埋蔵処分なんですが。それよりも更に安全な核融合の方法が、実現に向けて前進となると、ますます都合が悪いでしょうね。もちろん、実現はもっとs会でしょうけれども。自分が生きてるうちに、実用化してほしいですけどね。
現状では、安全性が高い設計の第四世代の核分裂原子炉による、第3世代櫓の置き換えが現実的な方法論に。特に、高温ガス炉は中国が一昨年、商用実証炉が臨界に達し、アメリカとイギリスが2029年の商用炉稼働を目標におくなど、かなり現実的な選択肢ですから。出力は第三世代炉の30%ほどですが、岩盤や冷却水が不要で、反原発派の悲願「東京に原発を!」が実現しますから。核分裂発電と核融合発電は、今後も相補的に研究開発されるでしょうから。期待しつつ、見守りましょう。
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