漫画支援基金設立へ
◉ちょっと前のニュースですが、アップし忘れていたので、遅ればせながら。これが良い方向に回っていけばいいのですが、マンガ文化を食い物にする人間が、寄ってきそうで怖いです。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、
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麻生太郎政権では、『国立メディア芸術総合センター(仮称)』が国立マンガ喫茶といわれのない誹謗中傷で、民主党政権下で頓挫しました。漫画が世界に通用した文化であることを認めたくない、保守主義者や権威主義社が、潰したわけです。馬鹿ですね、100年後には萩尾望都先生ら24年組は、清少納言や紫式部、加賀千代女、樋口一葉、林芙美子らの女流文学の流れの中で、評価されるべき存在なのに。日本の文化は、猿楽や能や歌舞伎、根付に浮世絵、歌舞伎に漫画と、大衆娯楽の中から出てきたのに。
日刊ゲンダイをを発行する株式会社日刊現代は、講談社を中核とした音羽グループの一員なんですけどね。こういう事を平気で書くわけです。新聞業界とか映画界とか、自分たちを高級で公称なハイカルチャーだと思ってるのでしょうけれど。新聞は明治の頃、スキャンダルを握って政治家を脅す〝羽織ゴロ〟と呼ばれていましたし、チャップリンやキートンの頃の映画は、オペラや新劇とは比べ物にならない、大衆娯楽=ローカルチャーと思われていたわけで。権威主義者とはかくの如し。
ただ、クールジャパン戦略とか、担当大臣まで設置していいように食い物にされただけなので、お金の流れは気になるところです。秋元康氏とか、ああいう連中を近づけてはいけません。ハコモノ作って土建屋に金を流し、漫画家にはほとんどメリットがなく、出版社ばかりが肥え太るぐらいなら、やらないほうがいいです。極端な話、生きてるときに税金をある程度減免してくれるなら、著者の死後30年で著作権を国に譲渡する契約を結んでもいいって漫画家は、けっこう多いと思いますよ?
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