反省しない朝日新聞
◉朝日新聞が発行部数400万部を割り込み、凋落が止まりませんが。ただ個人的には、新聞というメディアが時代に取り残されつつあるので、朝日新聞の内容に関係なく、部数は落ちていると思います。ただ、その部数減と凋落のスピードを多少なりともゆっくりさせるか、それとも加速させるか。そこにはある程度の、新聞自体のクオリティーの問題があるように思います。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、朝日新聞社屋です。
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■被害者コスプレ■
鮫島記者、「気骨ある記者は一掃された」って、御自分を気骨ある記者とでも思っておられるようで。当時の木村伊量社長が緊急記者会見を開き、吉田調書問題の責任を取るとして辞意を表明したのに、自分のやらかしたことを何ひとつ、反省していないようですね。萎縮したとか、被害者コスプレがひどすぎます。今まで、一方通行のメディアで、国民に知らせない権利・報道しない自由を行使して、やりたい放題やってたんですから、少しは萎縮したらどうですか、と。
双方向メディアのインターンネットの出現で、鮫島記者の矛盾だらけ・ダブルスタンダードまみれの言説とか、Twitterではボッコボコにされていますからね。本人は、有象無象のいちゃもんを黙殺してやってるぜ、と思ってるのかもしれませんが。実際は、そういう市井の意見でも鋭い内容はいくらもあって、若者は冷静に両者の意見を見比べて、どっちがデタラメを言ってるか、冷静に判断していますから。今は、絵だの立憲民主党前代表叩きに熱心なようですが、7.8万人のフォロワー数の割に拡散されていないような。
■戦争を望む企業■
ダイエーが、阪神淡路大震災のダメージと、経営方針の失敗から負債を抱えて、経営が厳しくなった頃。中内功会長は打開策を聞かれて、戦争でも起これば……と口にしたとか。朝鮮特需的なものをイメージした発言なのかもしれませんが。朝鮮特需自体はさして、日本に利益がもたらさなかったという指摘もあります。それは戦前の日本も同じで、国家総動員体制では、会社利益配当及資金融通令や会社経理統制令で、軍需産業の株主や役員の力は剥奪されていました。
では、戦争で確実に儲かっていた企業といえば、実は朝日新聞などマスコミです。実際問題、満州事変が勃発した当初は批判的だった朝日新聞は、それで部数を落としてしまいます。そこで主戦論に転じると部数はうなぎのぼり。結局、終戦までの間に朝日新聞社は、部数をほぼ2倍近くまで爆増します。台湾有事や半島有事を願っているのは、朝日新聞という可能性も十分にあるのです。戦前戦後通して、一貫した風見鶏体質ですから。
■朝日新聞の10年後■
朝日新聞の生き残り戦略は、部外者の自分には伺い知れませんが。全国紙からブロック紙への転落はもう、織り込み済みでしょうね。400万部を終わったのはあくまでも刷り部数。新聞販売店への押し紙と呼ばれる、部数を維持する為に無理やり押し付けるですが30%あるという指摘もあります。つまり朝日新聞の実売部数はもう、300万部を割り込んで、280万部ぐらいである可能性が高いです。
一年で50万部も刷り部数を減らしたわけですから、再来年には刷り部数300万部割れに実売部数200万部割れ、5年後には刷り部数200万部割れに実売部数150万部割れもあり得るでしょう。さすがにそこまで落ちれば、ペースダウンするでしょうけれど。全国の支社は順次閉鎖して、東京大阪本社と、プロ野球球団があるような大都市に支部を置き、Web での有料配信を軸とした携帯に変わらざるを得ないでしょうね。不動産会社としてはまだまだ有望ですが。
どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ
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