ドラマ版『新聞記者』の問題
◉このドラマを見て、現実と虚構の違いを理解できない人が、続出しているようですが。宮崎勤という、過去50年間で一人しかいない特殊なシリアルキラーの例をすべてのオタクに当てはめて、現実と虚構の区別がつかなくなるとアニメや漫画を攻撃していた層と重なるのが、なんとも滑稽なんですが。映画版がロクなものじゃないので、ドラマ版もろくなもんじゃないこと確定なので見ていないのですが。何やら原作者の望月衣塑子記者と赤木俊夫未亡人の間で、トラブルが起きているようです。
【森友遺族が悲嘆するドラマ「新聞記者」の悪質改ざん【告発レポート】 小泉今日子は出演辞退】文春オンライン
米倉涼子主演でネットフリックスが配信したドラマ。公文書改ざんを命じられた官僚が自殺した事件を描く。森友事件の遺族・赤木雅子さんにドラマ化を持ちかけたのは東京新聞の望月衣塑子記者。写真も借りていった。しかし、制作陣は「全部フィクション」と言い始め、望月氏も連絡を絶ち——。
ヘッダーの写真はnoteのフォトギャラリーより、新聞の写真です。
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■神輿は軽いほうがいい?■
一言、無責任。もともと、望月衣塑子記者は、きちんとした取材をしているか疑わしい人物ではありました。安倍政権での、菅義偉官房長官に対する執拗な質問で、左派マスコミに持ち上げられまくりましたが。その質問内容が、独自の取材に基づいたものがほとんどなく、雑誌の報道をそのままぶつけるいう、新聞記者という肩書きを疑わせる内容。こういう人物を持ち上げざるを得ないほど、左派は人材が不足してるのでしょう。
だからこそ、伊是名夏子社民党常任幹事や石川優実女史、北原みのり女史、仁藤夢乃女史などなど、言動にイロイロと批判がある人物を神輿として担ぎ、無責任に持て囃しているようにしか見えません。個人の感想です。最近は「名前を口にしてはいけないあの人」なんて形で、某准教授がツイッター上では多くの批判を集めています。女の敵は女───なんて単純な話は肯定しませんが、ツイフェミが女の敵になりつつあるように思います。
■マスコミのマッチポンプ■
森友学園問題はそもそも、財務省の佐川局長による指示であること、そこに安倍元総理夫妻からの指示どころか忖度さえなかったことは、赤木俊夫氏が残した各種のメモ、いわゆる赤木ファイルからも明らかです。もともと取材力などロクにない日本のマスコミは、安倍元総理を何が何でも辞任に追い込もうと、モリカケ桜と攻撃をし続けたのですが。そもそもが無理筋な追求だったわけで。それで国会を空転させた野党の責任も大きいです。
佐川局長が、なぜそんな真似をしたかといえば、野党とマスコミの無理筋の追求が激しく、過剰反応してしまったというのが全て。擦り寄ってきた詐欺師夫妻のために、安倍元総理が政治生命を失うような危ない橋を渡る必要など、カケラもない理由で。そんな常識的なことさえ、日本の野党やマスコミにかかると、吹っ飛んでしまう。近畿財務局の赤木俊夫氏が自殺したのは、立憲民主党の小西議員らが財務局に乗り込んで、本省の職員を詰問した翌日です。因果関係がないと言えるでしょうか?
■マスコミの変わらぬ体質■
本来ならば、赤木氏の自殺は財務省解体まであり得る、大問題だったはずです。それなのに、安倍元総理憎しで凝り固まった野党と左派マスコミは、その絶好の機会を逃してしまった。それどころか、赤木俊夫氏を追い込んだ間接的な共犯であるという見方もできるのに、赤木未亡人に接近して、あいも変わらぬ政権攻撃に利用しているのですから、救い難いと言うか。そういうマスコミの駄目っぷりは、若い人ほど認識していますが。
ところで、冒頭で取り上げた宮崎勤死刑囚。彼がああいう人間になってしまった理由は、手の障害と地域新聞を発刊して裕福であった父親との確執が最大の原因。でも障害のことを言えば、障害者差別を助長しかねない。同じマスコミ人士である父親のことを、批判しづらい。結局、攻撃しやすいオタクを攻撃したというのが事実です。森友学園問題も、どんな報復があるか分からない怖い財務省よりも、寛容な安倍元総理を攻撃してお茶を濁してるようにしか見えません。
そっとはらい( ´ ▽ ` )ノ