イカキングの宣伝効果18億円に
◉能登の公園に置かれた、巨大なイカのモニュメント・イカキングが、宣伝効果で18億円、経済効果で6億円になったとのニュースです。人間って、やはり巨大なものにここ奪われますからね。巨石であったり巨木であったり、そこに神が宿ると思うもの。クジラとか、やはり実物を見るとその巨大さに神秘性さえ感じるようで。これだけ巨大だともう、神の依代という部分はあるでしょうね。費用対効果、抜群( ´ ▽ ` )ノ
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、イカキングの写真です。
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しかし、こういうのってほんと、何が当たるかわかりませんね。昔、竹下登内閣でふるさと創生事業として1億円をばらまくという政策がありましたが。宝くじを買う自治体、1億円の金塊を買う自治体、巨大な砂時計を作る自治体など、それぞれでしたね。霞が関の官僚だろうが市町村の役人だろうが、官僚というのは前年度の予算を元日本年度の予算を組むのは優れていても、クリエイティブな使い方を考えるのは苦手。それこそが、政治家の仕事なんですよね。
ちなみにふるさと創生資金、函館市はイカのモニュメントを作ってるんですよね。なんのことはない、アイデア的にも二番煎じ。個人的には美術館とかハコモノに使うか、人材育成に使うか、そこで差が出る気がしますね。ハコモノは形になりやすいですが、人材育成は難しいし、結果や形が見えづらいですから。ちなみに、純金と純銀のコケシを作って、後にそれを2億円で打った自治体もあります。設けとしては確かに浪費するより利口ですが、その2億円で何をやったのか?
このイカキングも、ブームが過ぎてそのうち、忘れされれるでしょうね。こういう単発的なものから、持続可能な事業につなげられるかどうか。そこが政治なのでしょう。宮崎の都城市はたちばな天文台を建設し、今はそれを温泉施設と上手く連携しながら、運営しているようですが。1億円あったら何ができて、それが50年100年先にも貢献するか? そういう視点で政治を語れる人は相違ないでしょう。そういう意味では国会議員とか、1億円で何ができるか、聞いてみてもいいでしょうね。見識が確認できるので。
どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ