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IntelがApple M1とCore i7を比較

◉なんか、Intelは株主に責められてるようで。AppleのM1プロセッサの性能が低消費電力低発熱でスゴいし、ライバルのAMDのRYZENの性能もスゴいとなって、コラIntelなんばしょっと!と怒られた、と。そのためもあるのでしょうけれど、こういう言い訳のデータを公表せざるを得ないようですが。それさえも、疑惑の目で見られるという落ちがついてしまったようです。

【インテルが第11世代Core i7はM1チップに優るとするベンチマーク発表。「慎重に細工されている」との批判も】Engadget Japanese

インテルは最新の第11世代Coreプロセッサを搭載したノートPCが、アップル独自開発のM1チップ搭載MacBookシリーズよりも優れていると主張するベンチマーク結果を発表しました。これにつき、海外メディアでは「慎重に細工された」と評されて額面通りには受け取れないとのコメントが寄せられています。
たとえばインテルは「生産性パフォーマンス」として、M1チップと16GB RAM搭載のMacBook Proと11世代Core i7および16GB RAMのWindowsノートPCを比較。そこではPowerPointプレゼンテーションをPDFファイルにエクスポートにつき、後者が最大2.3倍速いと述べています。いずれのPowerPointもネイティブ(つまりM1でのRosetta 2によるハンデはない)とのことです。

iPhone Maniaさんも報じていますね。コチラの記事も参考にどうぞ。

個人的にはIntelのCore i7はとても処理能力が高く、我が家のMac miniもMacBook ProもMacBook Airも、Windows機のL gram17インチも、全部がCore i7搭載機です。やっぱり、AdobeのPhotoshop・illustrator・inDesignの三種の神器を使うとなると、処理能力に不安がある状態は避けたいので。Core i5でも大丈夫そうでも、Core i7を選んじゃう。おかげで性能面では、不安はないです。

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■Appleの野望■

詳しい検証は、上記リンク先の記事をお読みいただくとして。どうも、いつものIntelらしい、お手盛りの数字なのは、事実らしいですね。Intel盛っているチャンチャンチャン。思えば、AppleがIntel製のx86系のCPUに移行したのは、モトローラとIBMが開発したPowerPCが、高性能だったのですが低消費電力低発熱の面で、美味く改良が進まなかったためでした。PowerPCのG3やG4までは順調だったんですが、G5がきつかった。

けっきょく、Appleは永年の不俱戴天の敵だったIntelと結婚。当時は、せめてAMDにして欲しかったと、永年のApple信者の嘆きが聞こえましたが。AMDも低消費電力低発熱のCPUは開発できていませんでしたから、仕方がないですね。しかし、Intelが期待したiPhoneへのAtom系CPUの搭載は、頑なに拒否。それどころか、ひそかに自社の独自設計によるARM系CPUの開発を、Intel移行と同時化、もうちょっと早いタイミングで着手していました。

■Appleの計画離婚■

そしてApple A4のデビューで、最初から離婚のチャンスを虎視眈々と伺っていたのがバレてしまった。計画的離婚。Appleとしては、苦肉の策でIntel移行を決断しましたが、そのIntel製のCPUでも、実は不満を持っていたわけで。そこからほぼ10年を掛けて、ノウハウを蓄積し、理想のCPUを追究してついに2020年、M1プロセッサの開発に成功したのですから、執念ですね。PowerPC時代からの悲願達成。

もちろん、今すぐIntelとの関係を切るつもりはないでしょうけれど。このまま行くと、仮面夫婦から計画離婚にまっしぐら。そうでなくても、AMDとAppleって、GPU関係で割と関係が良好なんですよねぇ。RYZENの評判もよく、それこそMac ProやiMac ProhAMD移行しても、問題なさそう。Mac miniと無印iMacも、そのうちM1プロセッサに移行しそうな。

■AppleのCPU戦略■

iPhoneやiPadはAシリーズで、MacBook AirとMacBook Pro、Mac miniはMシリーズで。たぶん、iMacもアプリの対応が上手く行けば早晩移行でしょう。Mac ProやiMac Proは、それこそ高級機種ですから、Intel製のCPUとMシリーズをデュアルCPUとして搭載するのは、ありでしょう。それこそ、これらはAMD製のCPUでも問題なし。というかAppleも、CPUの供給先は分散させておきたいでしょう。

ハードウェアもソフトウェアも、自社で開発しコントロールする、Appleの垂直統合志向。これは、Microsoft社もSurfaceシリーズでマネし、GoogleもPixelシリーズで取り入れています。もっと言えば、中国のHUAWEIもやっている、方向性。CPU開発という難関を突破して、後はRAMと液晶パネル。東芝の半導体事業を買収しようとしたように、Appleの垂直統合の野望は明らか。Intelはこのまま行けば、離婚からの愛人格下げ。どうなることやら。どっとはらい

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