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アルツハイマー病治療剤『レカネマブ』の承認をUAEで取得

◉認知症になりやすい家系としては、こういう報道はホッとしますね。中崎タツヤ先生が漫画家になった頃、食べられる草が新たに発見というニュースに、心安らいだように(違う)。ガンマ波サウンドが認知症予防になると聞くと、妙にホッとする小市民。レカネマブは発音が難しいというか、名前をなかなか覚えられない薬品ですが、期待しています。

【エーザイ、「LEQEMBI®」(レカネマブ)、アラブ首長国連邦においてアルツハイマー病治療剤として承認を取得】日経バイオテク

 エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役CEO:内藤晴夫、以下 エーザイ)とバイオジェン・インク(Nasdaq:BIIB、本社:米国マサチューセッツ州ケンブリッジ、  CEO:Christopher A. Viehbacher、以下 バイオジェン)は、このたび、ヒト化抗ヒト可溶性アミロイドβ(Aβ)凝集体モノクローナル抗体「レケンビ®」(一般名:レカネマブ)について、アラブ首長国連邦(UAE)保健予防省より新薬承認を取得したことをお知らせします。UAEにおける「レケンビ」の適応はアルツハイマー病(AD)の治療です。「レケンビ」による治療は、臨床試験と同様、ADによる軽度認知障害または軽度AD(総称して早期AD)の当事者様において開始する必要があります。

https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/release/24/08/15/21303/

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、メイプル楓さんのイラストです。

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詳しくは、上記リンク先の全文を、ぜひお読みいただくとして。まずは、アラブ首長国連邦(UAE)保健予防省より新薬承認を取得したということ。この承認は各国でハードルの違いがあるのですが、まずは承認された地域で、実際に投薬され、その効果に対するデータが蓄積されていけば、さらに効能についてのデータが溜まっていく。人体実験的なイメージを持つ人もいますが、そういう話ではなく。各国によって、治療薬の承認にはハードルが違い、でもそれは各国なりの安全基準の上で、設定されたものですからね。福島の食べ物の放射性物質の基準が、各国平均よりも10倍ほど高く設定されるように、国によって基準が異なるわけで。

臨床試験を経ての、新薬承認の取得ですから。アルツハイマー病と言っても、症状は様々ですし、人によってはパーキンソン症候群を併発したりもしますから。世界には約5000万人のアルツハイマー病患者がいると推計されているようですので、そこはもう千差万別。いろんな症状のいろんなパターンに投与し、経過を見て、いろんな知見が必要ですし。そもそも、発症のメカニズムも、まだ完璧にはわかっていませんからね。昔は、グルタミン酸原因説なんてのもありましたし、糖代謝異常説もありました。
エーザイのプレスリリースは、こちら。

あと10年ぐらいで、いろんな知見が積み重なって、できれば自分が後期高齢者になる前に、特効薬や予防薬ができると良いんですけどね。やはり、アルツハイマー病は介護する側の精神的・肉体的な負担も大きく、大きな社会問題。田舎では、電車を止めてしまったなんて話も多いですが、人身事故とかになると、どちらにも精神的なショックが大きく。まぁ、バカな裁判官が、監視責任とか言い出しましたが、それならもう、24時間監視できるだけの補助金を出さないと、いっそ●してしまったほうが良いと、極端な精神状態になりますから。科学の力に期待です。


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