バイデン大統領が大統領選撤退へ
◉予想されたことですが、世界的にはトップニュースとして、駆け巡りましたね。でも、個人的には撤退の決断が、ちょっと遅かったですね。そして、任期を全うするってのは、戦略的にちょっと甘いかなぁとも思います。カマラ・ハリス副大統領を後継者指名ってのも、どうなんだろうかと。ただ、もう次の大統領はトランプ候補で決まりという流れの中で、4年後に向けた動きにも見えます。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、自由の女神像です。
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詳しくは、上記リンク先の全文を、ぜひお読みいただくとして。まず、撤退発表の時期。公開討論会の時点で、これはやばいというのが、民主党支持者の間にも広がってしまいましたからね。4年前の時点で、認知症の可能性が指摘されていて。大統領という緊張感のある職務で、その進行は抑えられていたのかもしれませんが、最近の様子はかなりきついですね。認知症の祖父の、晩年を思いまします。トランプ大統領への狙撃は想定外だったでしょうけれども、アレの前に撤退宣言を出しておいても、悪くなかったような。
そして、カマラ・ハリス副大統領の後継者指名。どうにも彼女は、評判が悪いですね。アフリカ系黒人の父親と、インド系の母親の間に生まれ、夫はユダヤ系という、多民族国家アメリカを代表するような人物なのですが。どうにも、評判は芳しくないですね。移民政策に寛容だったりと、トランプ前大統領とは真逆ですが。もし、バイデン大統領が任期を残してハリス副大統領に禅定すれば、現職大統領と前大統領という戦いになったのでしょうけれども。ここらへんは、アメリカの民主党の政治家でも、指摘している人がいるようですね。
また、相変わらずオバマ元大統領が人気なので、ミシェル・オバマ夫人待望論もあるようです。ここらへんの待望論は、わからんでもないですが。彼女はハーバード大学をゆう羽州な成績で卒業した弁護士で、能力的には申し分ないですが。州知事や上院議員から叩き上げた政治家ではないですから、どうしても「オバマ大統領夫人」という目で見られる。そこが、ヒラリー・クリントン候補と違いますね。彼女の場合、政治ジョークで「俺と結婚していなかったら、キミはファーストレディになれなかった」というクリントン大統領に「アタシが結婚した相手が、大統領になるのよ」というジョークがあるぐらい、優秀でしたし。
今回はもう、暗殺未遂事件でトランプ前大統領が天運を掴んだ感じで、無理に戦っても意味がないので。共和党もトランプ候補以外は、有力な候補がいないので、アメリカ大統領は、戦争でもおきない限りは、二期8年が基本。4年後は、トランプ大統領も否応なく政界引退。その4年後を見据えて今回はハリス副大統領を後継者候補に育てる、あるいはミシェル夫人を4年間かけて候補に育てる、あるいはJFKらケネディ家の孫世代に賭けるか、そこはわかりませんが。個人的には、民主党も共和党も、4年後が本当の勝負かもしれません。
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