入社後のギャップを埋めるために会社見学しても会社の事なんか全然わかんねーよと思った話。
会社見学って意味ないよね。
就活や転職活動の時に会社見学したりインターンをすると思うんだけど、結局「入社しないとわからない」って言ってる人を今まで数えきれないほどみてきた。確かに説明だけだと全然わからないと思う。インターンだと実際の様子はわかるけど複数掛け持つことはかなり難しい。
こんな状況の中、行きたい企業を探すのにネットで検索をするのだけれど、求人メディアは魅力を打ち出さないと意味がないものだし、口コミサイトはネガディブに寄りすぎてフラットな情報を得るというのは難しい。
そうなると自分の目で見て判断するしかない。だけど、そう考えると結局最初の問題にもどってしまう。
一方企業サイドは「興味を持ってもらう」ことと「現実を知ってもらう」ことを天秤にかけながら採用活動している。伝える必要がないところは伝えないし、そもそも応募がこない企業が多いから応募してもらうために強烈な魅力を謳うしかない。
「入社する」ことでしか判断できない現状がそこある。
なぜ「入社しないとわからない」に陥るのか
僕はリクルートで人材エージェント(法人側)を担当してきた。
だからこそでもあるんだけど企業側にとっても入社してから「イメージと違った」ってのは結構きつい。
せっかく活躍してもらえると思って採用した人が早期退職しちゃうのはコスト的にも事業戦略的にも大変なことだ。
ということは企業も求職者も「ギャップ」が起きない様に努力しようとしているはずなのになぜこんなことになってしまうのだろうか?
イメージしてほしい。
「花を売ってるおじさんが座っている」
どんな様子を思い浮かべただろうか?
イメージ通り?
情報が少ない?こんなの絶対にわかるわけ無いよね。
でも、これが面接で伝えている仕事内容の現状。
ちなみにこのおじさんってどんな性格でしょう?
これもわかるわけが無い。
会社見学も一緒。職場見たところで苦労することや文句も本当に楽しいと思えることも”絶対に”わからない。
こんな状況で入社するのでイメージとあっていたらセーフ、違ったらアウトというギャンブルみたいなことになっている仕事探し。
経験が豊富な30歳以降の人であればともかく、就活生や第二新卒の人たちは「入社時に感じたギャップ」が後々の退職理由になっていることも多い。
就活生の立場になってどうやったら入社前に情報がえられるか考えてみた
無理だった。
現状これを解決するソリューションが少なすぎる。
1、会社見学
情報量が少ない
2、インターン
件数こなせない
3、カジュアル面談
第三者からの情報提供になるので齟齬が出る
4、面接
上記と同じ
5、OB訪問
フラットな情報の可能性が高いが情報に偏りが出やすい
6、会社説明会
ポジショントーク 論外
そりゃ企業としては自社に応募しなくなる可能性を極力減らしたいもんね。
というわけで新しいコンテンツメディア立ち上げます
その名は「Work tour」会社の仕事が擬似体験できるコンテンツ。
名前の通り10分で色々な働き方をツアーの様に見学できる。
企業への忖度0。一人に一日中密着して全てをありのままに良いところも悪いところもフラットに全て公開します。(コンプライアンスは配慮します)
仕事のミスも、怒られているシーンも、嬉しそうなところも全て企業のリアルを伝えるために必要だと思う。
「これカットしてもらえますか?」
には徹底的に講義するし出せなきゃお蔵入りにする覚悟で対応してる。
「Work tour」では以下の内容を厳守します。
・特別感の排除
・企業が伝えたい事を伝えない
・隠さず全てを見せる
・特別感のある個人だけを見せない
・事実である
・何気ない日常の風景
・意図的な魅力を作らない
正直撮影前は面白くなるか結構不安だったんだけど、毎回撮影しながら色々新しいことが知れるから自分自身が一番楽しんでる気がするくらい知らないことが多かった。
自分の知ってる仕事でも全然中身知らないこともある。
(例えばマーケターとか企画とかどんな風に仕事してるかわかるかな?)
「知ってるけど知らない仕事」を合言葉に動画を公開していく予定。
第一弾は「うんこ漢字ドリル」の文響社さん。
※詳細な会社紹介は別途note書きます
普段どんな風に仕事をして会話をしているか、特別な1日ではなく”いつもの日常”をお届けします。
・〇〇の仕事をやってみたいと思ってる
・職種は知ってるけど中身は全く知らない
特にこんな人には、心のそこからおすすめできるコンテンツになっているという自負があります。
週1回更新していく予定なので「この会社の1日がみたい!」ってのがあればTwitterでDMください。
https://twitter.com/bell00015?s=20
文響社さんの動画はこちらから
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