【美女研究5】ステキなヘアセット
美容系の会社に入社し、同期を見渡したとき、
自分だけ何か違うと思った。
メイクはひと通りスキルを分かってしているつもりだったし、
爪先だってマニキュアを忘れない。
でもなーんか少し、自分だけ田舎くさい気が。笑
その原因が分かったのは、なんとまさかの、
その4年後のことだった。
たまたま美容院を変え、伸ばしていた髪をボブまで切り、セットが終わる頃の美容師さんとの会話を再現しよう。
美容師さん「こうやって家でも内巻きに巻いてみてくださいね」
もんみ「え、コテで、ですか?」
美容師さん「そうそうコテで」
もんみ「え、私コテ持ってないです」
美容師さん「え?!笑」
もんみ「え?(・∀・)」
当時、もんみ26歳。
コテ持ってない人、珍しいって。笑
あぁそうか。そうなのか。
みんなコテ持ってるんか!!笑
だからあんなに、ふんわりヘアやオシャレな外ハネ出来てたんか…!!
私はと言えば、コテどころかアイロンすら持ってなかったので、まっすぐにしたい日のセットは髪を引っ張りながらドライヤーで乾かして、ちょっと内巻きにしたい日は指でクルクル。
まとまらない日は髪をしばり、それでも飽きたらショートに切ってしまえ、というスタンスで、
26まで何も疑問に思うこともなく、
大変残念なことに、コテで巻いてみるという概念を長年持ち合わせていなかった。
同期のみんなのオシャレな髪、
乾かせば自然とああなるのかと。
あぁなるほど、なるほどね。
その日、ヴィダルサスーンの32ミリのコテを買って帰った。