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看護実習生と留学生に共通するもの
今回の出産の際、看護実習生が分娩室に一緒に入りました。
事前に見学OKですよ~と同意書にサインはしてましたが、いざ始まってみたら、実習生が普通に胎盤出すのをやったりとか医療行為バンバンやってたんです。
医療行為もちょっとやりますという記載は同意書にはあったけど、まさかこんなに本格的なとこまでやるとは思ってなかった^^;
やっぱり実習生だから、もたもたしてちょっと下手で痛い…(;´д`)
母には「あんたよくOKしたね」と言われ、旦那には「他の人やったらもっと早く終わったんじゃない?」と言われ…。
そんなのわかってる!
けど、なぜ私はOKしたのか。
職業病ってやつですね。
授業で習ったことを学校の外で実践できたとき、彼らの日本語力は格段に上がる。
アルバイト先で日本人とコミュニケーションが取れた。
地域のイベントで自分の国の紹介をして、うまく伝わった。
実際にやってみないと、体に染み込まない。
そのためには誰かが手を貸してあげないと。
だから、私は同意書にサインをしたのでした。
今はひたすらオンラインオンラインの世の中ですが…。
オンラインでもできるかもしれないんだけど…
画面を通さないで自分の体で感じるのって感じ方や理解度が全然違う気がするんです。
実習生が私の体から一生懸命胎盤出したり、病室にお世話に来てくれたときにいろいろおしゃべりしながらそう思ったんです。
留学の意義とはこれだ!って再確認しました。
旅行だってそうだなぁって思うんです。
自分の目で見てみたいから、そこへ行くんですよね。
食べ物だってお取り寄せできるけど、現地で食べないといまいち雰囲気出ないし。
あー、早く普通に移動ができる世の中に戻って欲しい!