【体験記】大学入学共通テストを受ける受験生に知っておいてもらいたいこと
受験生の皆さんこんにちは。勉強の調子はいかがでしょうか?
共通テストがいよいよ近いということで、現役時代・浪人時代の2回受験した私が受験生の皆さんに知っておくと便利な情報をお伝えしたいと思います。
特に重要だと思う項目には(重要)とつけましたので、是非読んでください。
【はじめに注意してもらいたいこと(重要)】
前提として、これから書く内容は私が実際に受験した令和4・5年度を基にしたものです。
そのため、年度・会場によって大きく異なる可能性があることに注意してください。
最終的には、目の前の状況や試験監督の説明などから自分自身で判断していただきたいと思います。
【会場に早く着きすぎない】
これは本当にその通りで、そもそも入口が開いていません。
記憶が正しければ、私の会場は集合時間(注意事項説明開始時間)の約30分前に開きました。
私の場合、会場が地元の国立大学だったのですが、大学がすぐ隣にある学食を会場が開くまでの待機所として開放してくださっていたので、暖房のある中で待つことができました。
しかし、最悪の場合は雨風雪で極寒の中外で待機する可能性があるので、余裕を持ちつつ早すぎない時間に着くようにしましょう。
それまでは家でしっかり寝てください。
【フロアマップを貰う】
会場の外にどの受験番号の人がどの教室かが書かれたフロアマップを配っているスタッフさんが立っているので貰いましょう。
また、自分が具体的にその教室のどの座席かは教室に行くと張り紙があるのでそれを見てください。
つまり、自分がどの教室のどの座席かは当日に会場で判明することになります。
2日目も同じ教室・座席ですが念のため貰ったフロアマップは取っておいてください。
※私の場合、現役時代は同じ教室に同じクラス・学校の人が思ったよりたくさんいたので安心しました。
【トイレに関して】
トイレに関して私が言いたいことは2つです。
①休憩時間に少しでも行きたいと思ったら絶対に行く
②なるべく早く行く
特に女性は相当並ぶので、休憩時間の最後の方に行って試験に間に合わなかったということがないようにしてください。
【休憩時間の飲食・スマホ使用(重要)】
実は、昼休憩以外の科目間の休憩時間にも教室内で飲食はして大丈夫ですし、スマホも使うことができます。
「食べてもよい(使ってもよい)」と言われたというよりは「食べてはいけない(使ってはいけない)」と言われていないという感じですが…
なので英語リスニングの前は多くの受験生がスマホを取り出して音声を聞いています。
また、試験は夕方まで続くので、お腹が空いたら人目を気にせず何か食べましょう。お菓子程度のものではなく弁当やパンでも大丈夫です。
ただ、特にスマホはルールが変更されている可能性があるので、試験監督の説明をよく聞きましょう。
【人目を気にしない(重要)】
先ほどの休憩時間の飲食と関連しますが、とにかくこの2日間は人目を気にせず、自分中心でいてください。
「休憩時間にお腹が空いたから何か食べようと思ったけど周りに誰も食べている人がいないから止める」なんてことがないようにしてください。
今後の人生を左右する非常に重要な2日間です。
【いつも時間が余る科目でも当日はギリギリになることを理解しておく】
これ本当です。
実際に、私は社会(日本史・世界史)が得意で、いつも模試では見直しを含め各40分程で終わらせていましたが、2年とも当日は終わらせるだけで精一杯でした。無意識に緊張していたのだと思います。
正直、どう頑張っても多くの人がこうなるはずです。
当然ギリギリにならないようにすることも大切ですが、それ以上にギリギリになるものだと事前に理解しておくことが大切で、そうすれば焦らずにいることができると私は考えています。
【理科・社会のビニールが剝けなくても焦らない】
社会と専門理科は60分×2で時間が分かれているのは皆さんご存知かと思います。
なので、前の科目に戻ったり次の科目を見たりできないようにするために社会なら日本史B・世界史B・地理B・倫理政経のように問題冊子が分かれていて、それらがビニールでまとめられた状態で配られます。
私は文系で全科目が1冊にまとまっている理科基礎だったので推測ですが、理系の方は理科もそのパターンだと思います。
そして試験監督の指示でそのビニールを剝くのですが、これがかなり個体差があって、剝けない人はどう力を入れても剝けません(ちなみに私は2年とも自力で剝けませんでした)。
そんな中で周りの人が次々と剝いていく姿を見るとかなり焦りますが、安心してください。
1分程経過すると試験監督が「剝けない人は挙手してください」と言うので、挙手すれば自席まで剝きに来てくれます。
【点数が大きく上振れすることはあるので絶対に最後まで諦めない(重要)】
私の実体験ですが、本番で点数が大きく上振れることは全然あり得ます。
私の場合、共通テスト前最後の模試で今までにないくらい酷い点数を取ってしまったので、かなり不安でした。
しかし、本番では高校3年間+浪人1年間の模試の自己ベストから更に合計60点ほど高い点数を取ることができました。
同じ内容の繰り返しになりますが、このように本番で自己ベストを大幅に更新する可能性はあります。
また、自己採点すると思っていたより合っています(特に国語)。
なので試験の途中で諦めそうになっても踏ん張って2日間全力で取り組んでください。
【最後に】
いかがだったでしょうか?
長くなりましたが、私が思いつく限りの内容を書いてみました。
最初にも述べましたが、年度・会場によって異なる可能性がある点には注意していただきたいです。
これを読んでくださった受験生の参考に少しでもなれば幸いです。
では受験生の皆さん、ラストスパート頑張ってください!