フリーランスのみち その9
アナログからデジタルへの80年代
いろいろな分野で、さまざまなものが、アナログからデジタルへと移行し始めました。
ボードゲーム → TVゲーム
レコード/カセットテープ → MD/CD/DAT
タイプライター → ワープロ → パソコン
ほんの一例です。
そして、1989年に昭和から平成へと年号が変わりました。
本格的な移行は1990年代
初めてパソコンを手にしたのは1980年代後半(OSはWindowsの前のMS-DOS:モニターは白黒)でした。
ジャストシステムの「一太郎」「花子」なんかよくやってました。
一太郎でドット絵なんかも描いてました。
そろそろ仕事のデジタル化にそなえないと...と思い始め
1997年にMacの「Performa」を購入し、Adobe製品(イラストレーター5.5/フォトショップ3.0)に初めて触れました。
難解な業務用ソフトで、周りに聞く人も無く、もちろんインターネットもありません。通常業務終了後、Adobe公式ブックを見ながら何回も反復しました。
仕事レベルになるにはかなり苦労しました。
翌1998年に、「PowerMacG3」他スキャナーや専用プリンターなど設備を整え、オフセット印刷用版下制作をアナログからデジタル化できるようにしました。
とはいえ現実は完全デジタル化というわけにはいきません。
取引先の印刷機や製版機はまだまだアナログ機が多くデジタル化されていません。
わたしのほうも写植機の印画紙版下とmacからのプリントアウトでのアナログ版下/デジタル版下データをMO/CD保存と、しばらくは併用して納品しました。
フリーランスのみち その10 につづく
次は
アナログからデジタルへ…デザイナー/オペレーターたちの苦悩。 です
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