娘も母も父も、頑張った1日
今日は、前から気になっていたアレルギー検査に行ってきました。離乳食を始めて5ヶ月。ほぼ毎日のようにスマホで調べ物をする日々。新しい食材を試す時の調理方法や時期、アレルギー症状の出方や食べ物の形状を変える時、、などなど離乳食だけでもまだまだ沢山調べています。とことん調べてから、自己流で進めていました。
今回は、卵黄に反応する消化管アレルギーの疑いで受診しました。娘の場合は、卵黄を食べて約2時間後に大量嘔吐。新生児の頃から今も、ミルクの吐き戻しはよくある事なので、少々の吐き戻しには動じません、が、、卵黄を食べた時の大量嘔吐はいつもと違う感じがしたのです。
例えると、マーライオンのような、噴水のような嘔吐をしたのです。入眠前か、眠っていてゴニョっと体を動かした時に綺麗に嘔吐します。そして、嘔吐した後は元気で機嫌も良い。熱もなく、その後ご機嫌に遊んだり、眠ることもあります。これが娘の場合の症状の出方でした。
かかりつけの病院があったので、蕁麻疹や熱があるわけでもなかったので、とりあえず電話で相談しました。卵黄を食べ、量を増やした日であったこと。熱は無く、機嫌は良いこと。などを口頭で手短に伝えました。
電話は主治医に繋いでもらえて、話をしました。すると、「お母さんは、何が心配で電話したのですか?」「蕁麻疹も出ていない、熱もない、機嫌も良いのであれば、卵アレルギーではない。」「このまま様子見で大丈夫です。卵も今まで通り2〜3日空けて、量を増やしていって大丈夫です」「ゲップと一緒に吐いたとか、今日は吐いてしまう日だったとか、ミルクを飲みすぎたとか、そんな感じだと思います。大丈夫です。問題ありません。」と言われました。
そうなんだあ、、、やっぱり受診するほどでもなかったんだよね。大量に、、それはそれは大量に嘔吐したのに、アレルギーではないんだね、、
というのが正直な感想でした。
なんだか呆気に取られてしまったのです。
でも、なんだか納得いきませんでした。諦めの悪い母なのでした。だって子どものことです。自分のことはなんでも後回し、なあなあで済ましてしまう私ですが、子どものことはスルーできなかったのです。
医療従事者ではありましたが、医者でも看護師でもありません。母から聞いたことはないので、おそらく私は食べ物アレルギーは持っていません。アレルギーのことなんか、無知です。
ネットで調べまくりました。ネットに出てくることがなんでも正しいとは限りません。いろいろな情報を見まくって、2〜3年ほど前の記事にあるアレルギーの投稿を見つけました。
それが、「消化管アレルギー」でした。卵黄に反応し、嘔吐が主な症状。症状の出方は食べてから2〜3時間後。
まさに、娘の症状と似ていることばかり書かれていました。近年増加傾向のため、病院を受診しても、知らない先生がいたり、採血をしても分からないことが多いと書かれていました。
一方で、娘の卵の進み具合はと言いますと、嘔吐する日がありながらも、卵黄1個を食べて、嘔吐しなかったこともあったので、卵白に進んでいました。そしてつい先日、全卵2分の1個を食べました。卵黄は約2ヶ月ぶりの摂取となりました。
卵はアレルギーが出る子が多いと聞いていたので、卵を摂取した日は、激しい運動や遠出など、いつもと違うことは避け、出かけても近所、大人しく、いつも通りに過ごすことを心がけていました。
そして、全卵を食べた約3時間後、大量嘔吐しました。その日は、抱っこでお昼寝中。ゴニョっと動いたついでに大量に吐き、お着替えし、再び眠りました。
やっぱりこれって、アレルギーだよね?????私の中で疑問が確信に変わりました。かかりつけではなく、アレルギー専門の病院に初診で受診することに戸惑いと、受診できるのか不安がありました。しかし、旦那の職場の同僚の子供さんもその病院を受診したことがあり、どんな風に検査したか、病院の雰囲気などを教えてもらい、初診でも診ていただけることを聞きました。
今度こそは!と受診に至ったのです。
院長先生も看護師さんもとってもとってもとっても優しい方で、本当に安心しました。そして、何もなければただの私の育児記録、思い出になるだけだから、と手帳に新しい食材を試した日や嘔吐した日の症状、卵を食べた日、量を増やした日などメモしていたことが役に立ったのです。
「こんなに問診がスムーズに進むことはない、よくこんなに記録していましたね」とお褒めの言葉まで頂きました。ただの私の楽しい育児記録(記録と言えるほどのことは書いていないのですが、、、走り書き程度です、、)が、こんなことになるなんて。思ってもいませんでしたが、少し、とても嬉しかったです。
話が逸れてしまいましたが、問診の結果、消化管アレルギーの疑いが強いこと。消化管アレルギー、鶏卵アレルギーは症状の出方が様々であること。(前食べれたけど、今回は吐いてしまったなど。)採血では、消化管アレルギーは分からないけど、卵白に反応するアレルギー検査も希望であればできること。卵黄は、食物負荷試験をしていく必要があること。などなど、、問診にしては長すぎるくらい、じっくりと話を聞いていただけました。(ここの病院人気と聞いていた理由がわかりました。待つ価値がありました。)
今日は、アレルギーの疑いがあるということを、専門家の方に判断していただいただけだったのですが、それだけでも私の安心材料になりました。
まだ、採血の結果は出ていませんし、食物負荷試験も待っているので、娘に頑張ってもらわないといけません。
今日の採決も汗だくの大号泣でした。父と母の胸は張り裂けそうでした。
でも、3人で頑張った1日だったのでここに記録してみました。そして、家族の絆が深まった1日にもなりました。一緒に頑張ってくれた娘、旦那に感謝です!ありがとう。