[詩]ラストサマーナイト
待ち合わせは駅前で
30分前に着いてしまった
焦る鼓動は運動会
フライングスタート決め
そそっかしいねと声がしたから
振り向くとそこに君がいた
浴衣ではしゃぐ君の横で手を握る僕を横に
わたがしを頬張る
誰よりも可愛らしい君の横がをみれる
特等席だ
賑やかな屋台林の中で
緊張が隠せない僕がいた
君は何が食べたい?と君が囁いた
僕はかき氷で頭を冷やした
浴衣ではしゃぐ君の天井では花火が咲いて
艶やかに君を彩る
祭囃子、君の心は金魚すくいみたいに
上手くすくえない
今年が最後の夏祭りだから君に告げたい
秘めた恋心を
浴衣ではしゃぐ君の笑顔がどんな言葉を
掛けたらいいのかと
空に描いては決して裸の心を汗握って
I love you伝えたい
そして、君に口づけを