[詩]プラネテス
好きよ好きよと重ねるたびに
分からなくなっていく恋心
随所随所に散りばめられた
不安が私を襲ってくる
灰色の街が踊っているわ
君は今日も生きている
私の隣で
世界がどんなに変わっても
君を想う心だけは変わらない
人生のセカンドテイクが
あるのならまた君と出逢いたいよ
遠く遠く空を見上げてさ
君との未来を想像してみる
届く届くそんな距離だけど
あと一歩が踏み出せないでいる
マシュマロの心溶けるように
泡沫の切なさが
歌っている
山荷葉を見つめる日々は
いつになったら訪れるのだろうか
大切な人は私から
いつも去っていくのサヨナラは言わず
蛇の道は蛇だとか言わないでよ
もっと素敵な言葉が欲しい
爪を噛む仕草はいつまでも治らない
世界がどんなに変わっても
君を想う心だけは変わらない
霧中で夢中で走っていた
私山荷葉を探すプラネテス
人生のセカンドテイクが
あるのだとしたらまた君に出逢い
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?