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ジェラート店に関連すること:もぎたて図書館について

本日ご来店のゲストから、「なんでジェラート屋なのに、本置いているの?」と聞かれたので。
もぎたて図書館のいきさつと気になっていることを紹介します

もぎたて図書館の概要

基本ゲストからの”オススメの本”を書いてもらって、買い揃える形式の本のコーナーです。
・漫画やライトノベルはなるべく控えて、
・僕が読まないのでミステリー以外がいいな。
・タイトルだけでもいいけど、コメントも書いて欲しいな
としています。
ゲストが自由に読んだりしてもらえるように揃えています。貸し出しもしています。

いきさつ

元々、和歌山MIO店を始めたタイミングで、高校生のお客さんが多く、自分自身本が好きだし、最近の子が本を読まない傾向にあると聞いていたので数冊おき始めました。
その後、ゲストに付箋を渡して、おすすめの本を書いてもらい。それを買い足すことにしました。
MIO店側から、文句を言われるかと思ったのですが、放任しくれていたので良かったです。くまざわ書店さんの店長さんとも仲良くなれて良かったです。

書いてもらったおすすめの本
スタート初期の頃
スタート初期の陳列

置いておいたら、食べながら手に取ってみたり、ゲストと本の話題をしてみたり楽しめました。お子さん連れにゲストは、絵本呼んでくれたり、僕やクルーの子が読み聞かせをしたりもしてました。
数冊分書いてくれたり、再訪して書いてくださるゲストもいて嬉しかったです。

閉店の時には、外から見えるようにしていました。

和歌山MIOの後も、引き継いで本店に持ち込んでいます。
現在は、150冊ぐらいになってるんじゃないかと思います。

現在の状況

気になったこと

  • 本を読まなくなったと言われているけど、読んでいる子は読んでいる。僕が高校生ぐらいの頃から変わっていないような気がします。

  • 映画化されたものなどはやっぱり人気。でもコメントは希薄になりがち。

  • 書いてくれた、オススメの本が書店に置いていない。

    • これはショッキングでした、

    • ゲストが書いた本の半分〜3分の1ぐらいが書店に置いていなかった感覚です。

  • 女性が多いので偏ってしまうのですが。

    • 小中学生→辻村深月さん。

    • 高校生→瀬尾まいこさん・住野よるさん。

    • 働く女性→凪良ゆうさん・湊 かなえさん。

    • 比率が高かった印象があります。

  • 親子で来ていると、親が読書週間があると、子どもも読んでいるようです。

これから

  1. 楽しいので、もっとやっていきます。

    • 特集コーナーを作ったり。

    • ゲストと書籍の話をしたり、子ども向けに読み聞かせ

    • イベントをやりたいと考えています。現在は、しおり作成を企画中

  2. 無書店地域対策:何かしたいなと考えています。

    • 当地域も新書の書店がない市町村です。

    • 近隣市町村には書店がある

    • 地域の中高の図書は充実している。小学校は、すべて見たわけではないですが、ばらつきが多いようです。

    • 市立の図書館は充実している。

    • 書籍がビジネスとして成り立ちづらくなっているのはわかるが、供給の都合と消費者のニーズがマッチしているのか疑問。

  3. 読書を習慣化

    • 中学校へのPOPを定期的にする

    • 市民図書館のオススメの本投稿を出す

    • つながる本棚をやってみる

特集コーナー:絵本の特集
舞鶴赤レンガ倉庫であった”つながる図書館”

 冒頭の「ジェラート店なのになんで本置いてるの?」の回答としたら、
『僕が本好きで、みんなにもいい読書体験を持ってもらいたいから』です。
 理解されないでしょうけど、自分のお店だからいいかなと思ってますし、徐々に本好きなゲストも来てくださっているようなので、これも個性かなと思っています。

本日は、”ジェラートショップで大切にしていること”を書く予定でしたが、体調が不良のため変更いたしました。

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