予防線を張るプロ

きっと同じような方がいらっしゃるかなーと思い書き記しておこうかなと思います。

小学生か中学生の頃から、最悪の状況を予め想定して、そうならないように自分の考え・行動に規制をかけるというか、そういう癖が私にはあります。

待ち合わせ時間や出勤時間に絶対遅れないようにかなり早めに家を出る、廃盤になったら困るので日用品のストックは置いておく、などなど。

その中でも、これはちょっとしんどいなーと思うのが、

「褒められても絶対に真に受けない」

という癖。

男性に容姿を褒められても「ヤリ目でデタラメ言ってるんだろうな」、仕事が早いねと言われても「私のモチベーションを上げるために言ってくれてるんだろう、なにか面倒な仕事でも頼みたいんだろうか?いや暗に仕事が雑だと言われているのか」といった感じです。

単に天の邪鬼というよりは、

「真に受けて喜んで調子に乗って、嘘だとわかった時に傷つきたくないから」

が本当の理由です。

ウエーーーイと胴上げされて地面に叩き落されるのが怖いんですね多分。面倒くさくて損な性分。防衛本能か何かでしょうか。

でもこの癖とはかれこれ20年ぐらいの付き合いです。最近は自己肯定感を高めよう!といった投稿やエッセイを見かけることも多くなりましたし、私もそれには賛成なのですが、なかなか抜け出すことができずにいます。

もちろん表には出さず、ありがとうございます!と答えるようにはしているのですが、すっっごい抵抗があります。そのお礼一言だけですごく疲れますし、答えた後も「いや、今のは謙遜しておくべきだったのでは!?」と一人反省会が始まります。

タイトル通り、何をするにも予防線を張っておかないと動けないのです。

人と話す、それだけのことでも自分の心に保険を持っておかないと自分を保てない。

これは多分、自分のことも信じていないし周りのことも信じていない、とても失礼なことなんだろうな。でもそもそも信じるってなんだ?何を根拠に信じることができると言うのか。考えすぎか?

特に解決策を見出したわけでもなく、最近職場の上司から褒められた時に猜疑心しか抱くことが出来なくて少ししんどくなったため、こちらで吐き出させてもらいましたよ。。。

オチもなにもあったものではありませんが、このへんで。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?