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古典を読んだら、悩みが消えた 〜つながる読書〜
昔の人も悩んではったんやな、って
それはそうなんですけど
それだけじゃない
「へぇ〜なるほどねぇ〜」が
たくさん詰まった本でした
まず、
そもそも「心」というのは
過去や未来など「時間」を
認識する力を表した文字だったそうです
過去を悔やんだり、未来が不安になったり
そんな「心」がやがて
未来を希望に変えようと動き出す…
ここで思い出したのが
「今を生きる」という言葉
生きづらさを感じている現代人への言葉として
よく目にします
たしかに「今」に集中すれば
悩みは減るのかもしれないけれど…
悩みがあるからどうにかしようとがんばる
ということでもあるんだな
「心」も「時間」も
すでに持ち合わせている現代人には
時が経てば心も変わる、
くらいに思っておくのがいいのかなぁ、と
もうひとつ、
「古代の中国や日本では、身体的、精神的欠落
を持つことや、出生において欠落を抱えて
生まれてくるということこそが、
聖なる印であり、聖人になるための
必須条件でした」
ここでまた思い出したのは
先日読んだ
星新一さんのショートショートの中から
書き留めていた
「多数決ではなく少数決」という言葉
と
夫が読んでた 「かっこいい福祉」の中から
話してくれていた
「少数の障がい者と多数の健常者」
ということ
そんな話をしながら
2人して大谷翔平さんを思い浮かべ
(彼のことを詳しく知ってる訳ではないけれど)
確実に時代は変わった、と
ただ今も昔も「みんなと一緒」がいいという人は
ふつうの人であることは変わらないみたいです
私は悩みながら死ぬまで生きていこうと思います