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第37首:酷暑でも 必ず冬は やってくる 千変万化の 世に風まかせ


部屋にいるとうっかり夏を忘れてしまう?!

2023年の夏はものすごーく暑いですね

“暑い、暑い”と言うのもそろそろ疲れてきましたが、今年の夏は本当にキビシイですねぇ…。
電気代が上がったといわれているのにエアコンを消すタイミングがみあたらず、来たる請求書の金額を怖くて見ることができませんでした。我が家は集合住宅で、インターフォンのモニターで消費電力とかかった電気料金をチェックすることができるのですが、今回、勇気を出して確認したところ、な・・・なんと!!!
昨年の8月に比べて約4000円も
値下げ~~~~っ!!! (ウォーーーーーッ!!!涙)でした。

何故?なんで?なんで~?
とニンマリしながら思い返してみると、
そうでした!! 昨年はまだコロナ禍自粛の最中で、夫(会社)and我が子(学校)のリモートの日が多かったので各部屋でエアコンを使用していたからでした。(すっかり忘れていました~)
逆にコロナ禍自粛生活のときって、家庭の水道光熱費がどれだけ増えたのでしょうね…(当時には自覚ナシだった自分に呆れます…)

これで、ハァ~ッ、良かったぁ~!!!!と思うのは早計です。電気代自体は値上げの一途ですから、トクをしたわけではありません。ウチにはネコ2匹がいるので彼らが過ごすリビングでは夏は人間が留守の間もずーっとエアコンをつけっぱなしのフル稼働です。
春ごろには、テレビやニュースで電気が足らなくなるから『節電しましょう』というような話がよく耳に入ってきましたが、今、どこもかしこもエアコンをつけているような状態です。なのに、あの『節電』キャンペーンの声は聞こえなくなりました。代わりに、ニュースキャスターやお天気お姉さんが「エアコンを点けて…」と話していますが、あれ?電気が足りなくなるっていう話は、どうなったんでしょうねぇ…。実際に電力不足で停電になった地域ってありましたか?

こんなに暑くても、秋、冬がやってきます

さて、今は蒸し暑さでとても厳しい日々ですが、いつまでも苦しめられるわけじゃありません。間もなく9月。もうすぐ秋、そして冬がやってきて、「うぅ~さぶ~っ」と震える日がやってきます。

そう考えると、あまり「今の状況」に嘆く必要はなさそうです。生きていれば状況は常に変化し、その変化はどうなるか分からないことが多いです。いま、めっちゃ暑いからと、暑さを理由に何か大事なことを決めてしまうのは慌てすぎです。
振り返れば、人生も山あり谷あり。
絶好調!の時もあれば、ぴえん(;_:)…という時期もあります。でも、ずーっと同じ状況だったことはありません。
つまり、今の状況に嘆いたり悩むのって、風に乗って流れる雲を眺めながらこの先の天気をずっと気にするのと思うのに似ていると思うんです。

しくじりのぶん、うまくいくことも巡ってくるかもしれない!!

今年の酷暑、お天道様のことは私の力が及ぶものではありませんし仕方ないことです。
『杞憂』という言葉は、昔、杞という名の国の人が「いつか天変地異が起きるのではないか?」と不安、心配になって夜も眠れず食事ものどを通らなくなった…という話からできた言葉です。
時代は流れ流れて、SNSなどあちこちから終末期予言が流れてきて、たくさんの人の不安を仰ぐ様子が散見されます。なぜか人間は「世界滅亡・世紀末ネタ」が好きですよね。でも、これ気をつけたほうがいいと思うんです。心が本当に心が弱ってしまうと、こうした世紀末ネタのような単なるウワサから本当のコトとしていきなりバージョンアップしちゃいます。
私は、こうした不安ネタに囚われるより、こうした不安ネタに囚われる人が増えていった先の集団心理の力のほうが怖いです。

よーく考えてみると、万が一、世の中が滅亡したとしたら、そこに自分がいるわけで…私もまるごと滅亡しちゃうのです。まさか、これで自分だけは生き残るぞ!などという気は微塵もありません。ちゃっちゃとお手上げしちゃいます。だから、どうしようもない…心配に及ばずなんですよね。

そんな、まだ起きてもいないし、もし起きたとしてもどうしようもないことに悩んだり抗わおうとしたりせず、風に任せて行く先を楽しみに待つという私の図太さは年の功かもしれませんし、元来の楽天的な性格かもしれません。でも、歳を取って思うのは、「思い悩むことはエコモード(最小限)で」といきたい!ということです。
脳って糖を最も消費すると聞きます。悶々と考えたり、悩んだりすることでエネルギー消費に繋がって痩せる?!かもしれませんが、アラフィフは持久力が落ちた年齢ですから、なるべく疲弊することを避けてこの先は進んでいっても悪くはないでしょう。

ここまでどうにか生きてきたんです。
これからもどうにか生きていけるでしょ?と思っていれば、どうにかなる!!平和でいようよ、楽しくいこうよ、という集団心理を望みながら無事に生ききれるかの実験を現在進行形で実行中です。

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