多摩川ぶらぶら日誌
こんにちは。もが金魚です。
気晴らしについて
気晴らしだとか自分の機嫌を取るなんてとても大変なことだと思います。自分の「好きなことやもの」を見つけられない方も多いと思います。
そして、「好きなことやもの」がなければならないといった世間の風潮も強いようです。そういった風潮は現代日本を生きる人間にとって強迫観念になっています。
本来、気晴らしや好きなことやものなんて平たく言うと何でもいいのです。SNSに蔓延する「楽しんでいる姿」「好きなことで生きる」に惑われていては我が身が持ちません。
そして私は我が身も持たないよ!となっている張本人です…
東京に住む私にとっての多摩川
川が少ない。東京に住み始めて気づいたことです。田舎に住んでいや時は川(農業用水路)が多く、自然が近くにあり、土を踏むことができていました。
東京の街ではまず土を踏んで歩くことがありません。(区や市によるとは思いますが少ないはず)
そこで登場するのが「多摩川」
多摩川に初めて辿り着いた時、空が広かった。大きな川が流れ、草木が青々と繁り、土が見える。
何をするでもなく歩き続ける。とにかく歩みを止めない。心が少しずつ解けてくる。
趣味ってなんだ
私の場合趣味は本を読むことになると思います。「本を読む」ことは気晴らしになるとは限らない。
怒りを持って読むこともあり、知りたいことを知るに読むこともある。
生きることについて考えたりとなかなか気が休まらない場合がほとんどである。
趣味=気晴らしではないのだなとふと気がつく。
くよくよと考え続ける性分のせいかもしれないが。
自分だけの気晴らしを見つけに行きたい。
川に行きたい。
くよくよ考え続けるならいっそのこと川に行きましょう。