『男と女』(原題:남과 여)
一夜限りのはずだったのに、、。
というのは、男女の間では良くある話だ。
題材そのものはとても平凡で、どこにでもありそうな話のはずなのに、感情の描写がとても繊細で、カメラワークもどこまでも美しく、1シーン1シーンが絵画のような美しさを感じた。
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そもそもこの映画を観るきっかけは현빈ssiの映像を探していたらなぜかコン・ユ様の話題が重なってくる、というところから始まっていて、確かにこの人魅力的だなと思ったところからスタートしている。
コン・ユ沼も深そうだな・・と思ったところで、ヒョンビン沼にいる住民としては、私ってこの沼にもハマってしまう尻軽なのでは・・?という疑念と、いやいやそういうわけではないでしょうという確信?盲信?みたいなものも相まって、怖いものみたさでつい、覗いてしまったわけです。だって、Netflixで無料配信してたら、ハードル下がっちゃうもんね。リスクゼロだし、いやなら途中で観るのやめればいいわけだし。
で、がっつり最後まで観てしまいました。
コン・ユ様、大人の演技!
そしてなんでしょう。また日本と恋愛の描き方が違うのか、感情表現が違うのか。またはこの物語に限ってなのか。。それはまだ謎なのですが、恋愛の表現がとても綺麗で、そこがなんとも切なく描かれているなと思いました。
確かR12?だったと思うのですが、ベッドシーンがあるのはあるんですが、なんだろ、そこもとても情緒的な表現になっていて、描き方が美しいと感じました。
大人の恋愛って、大人なので色々わかっているはずなのに、逆に感情を感情として受け付けにくくなっているのか、結構不器用なところがあると思っています。その繊細な部分が正確に描かれていて、とても共感できました。
最近、子育ても終わってこれはもしや余生ですか?と思える感じになってきたので、もう少し映画を観る時間を増やし、昔みたいに映画評を書いて行こうと思いました。
ラストの余韻がすごい。大人な映画でした。
しっかりコン・ユ沼にハマり、FC加入しました…(尻軽