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米国の景気後退は目前に迫っている

2025年2月3日 ZeroHedge タイラー・ダーデン
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概要
米国経済は景気後退の瀬戸際にある。そのダメージはトランプ氏の任期の早い段階で現れる可能性がある。このシナリオは、1981年のロナルド・レーガン大統領の1期目のスタート時と似ている。1981年から82年にかけて、米国は第二次世界大戦後最悪の不況に見舞われた。
景気後退を引き起こす3つの脅威がある。第一に、株式市場のバブル崩壊である。過去のデータから、暴落が起これば市場は50%以上下落する可能性がある。第二に、景気後退の兆候が顕著である。失業率の上昇、製造業の縮小、インフレの継続により、米国経済は冷え込む恐れがある。第三に、通貨戦争と貿易戦争の激化である。ドル高と関税政策が他国の報復を招き、世界的な貿易収縮が進めば、1930年代の大恐慌と同様の事態になり得る。
トランプ政権の経済政策は長期的には米国経済にプラスとなる可能性があるが、短期的には市場の混乱と景気後退のリスクが高まっている。

出典:https://www.zerohedge.com/economics/rickards-us-recession-coming

所感
株式市場の暴落はいつかは必ず起きることだが、それがいつになるかはわからない。その時になって慌てふためくことがないよう、株式に偏った無理な投資は控えたほうがいいだろう。無理のない範囲で積立投資している若い人は、時間が味方してくれるので気にせず継続すればいい。いずれにせよ、強欲は最大の敵だと思う。

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