【45秒でわかる】大手と地銀の業績の違い
大手銀行は最高益、地銀の6割は減益 金利上昇で明暗:日本経済新聞
今回のポイント
大手は最高益、地銀は減益
金利上昇のメリット、デメリット
銀行の業績はどうなる?
大手銀行では金利上昇で利ざやが回復しています
。その結果、決算では最高益を記録しました。
一方、地銀の顧客には中小企業が多いので、金利上昇による倒産リスクが高まり減益に繋がりました。
金利上昇で貸出金利が上がったことはメリットですが、米長期金利の高止まりと預金金利の上昇で調達のコストも上がってきています。
貸出金利の上昇が先に反映されて業績が伸びてはいますが、国債価格の減少のデメリットは大きいでしょう。
国債は満期まで保有すれば損は出ませんが、その間は他に投資する資金がなくなることになります。
そのリスクを考えてか、地銀では国債を手放す動きが出てきています。
『opinion』
急な金利上昇は企業にも厳しく、日本の景気後退にも繋がります。金利差が減って円高に動く可能性を考えると、銀行の業績が良くなるとは簡単に言えないでしょう。
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