不登校になってもいい。
私は不登校を悪く言う人を見ると思う。
「何を言ってるんだ。」と。
だって、学校が辛いから学校を休んでるだけだ。
立派な自己防衛ではないか。しっかり自分のことを守れている。
すごいことだと肯定したい。
私は不登校できることがとてもうらやましかった。
だって、私は学校を休みたくても休めなかったから。
自分を守る術を知らなかったのだ。
私は小学校高学年の頃から中学校を卒業するまで
同級生たちからいじめられ続けた。
ずっと学校というものが嫌いで特に行事は苦痛しかなかった。
体育大会では足が遅いと笑われ、文句も言われた。
合唱コンクールでは口が小さい、声が小さいとたくさん文句を言われた。
そして、ある日私は朝から勇気を出して母に言った。
「学校を休みたい。」
すると母は、
「何言ってるの。早く行きなさい。」
たしかにその頃の朝は家族みんな時間に追われ、ピリピリしていた。
心の余裕はなかっただろう。
今思うと、母に学校を休むことをダメだと言われても、公園などで少し休んだりしてもよかったと思う。
まあ、制服でうろついていたら、すぐ連れ戻されそうだけど。
真面目だとよく言われる。
それが自分を苦しめてる。
もう少しさぼってもいいんだよ。
過去の自分に言いたい。
不登校の人は自分のことを守れている。
自分のことを褒めてあげてほしいくらいだ。
でも、将来のことは不安だらけだと思う。
私は発達障害と不安障害があるため、就労移行支援という障害者が就職するための福祉サービスを受けながら、事務の仕事についたが、人間関係につまずいてばかりでもう辞めたくなっている。
そこで私は家でできる仕事を必死に考えた。
悩んでいる私を見た彼氏は、
「○○ちゃん(私)は、題材になるような経験がある。
イラストを描くのも上手いから、エッセイ漫画を描いてみたら?」
と、言った。
私も描けたらいいなとずっと思っていた。
そして、まず文章で書き始め、下描きができ、
今はタブレットで完成に向けて描き進めている。
無理のないペースで描いていたら、1年以上は経過してしまったけど(笑)。
もし、誰の目にも止まらなくてもこれからどんどん漫画を描くつもりだ。
一つ自分なりに漫画を下描きだけでも完成させたという事実は私にとって自信がついた。
将来への不安は底知れず湧いてくるものだから、
それに負けてはいけないと思う。
もがいてでも将来の目標を見つけ、突き進んでほしい。
もがく気力が無ければ、もう少し休もう。
ゆっくりでいい。
疲れたらまた休んでいいんだ。
とにかく将来への希望を絶やして命を自ら断つことや
自分をボロボロにしてしまうようなことはしないで。
自分らしく、自分ファーストで。
大丈夫やで。