【優しい選択】スポンジを「海を汚さない食器洗いクロス」へ選手交代。
「はい。スポンジの選手交代をお願いします!」
一週間ほど前、シンクのスポンジをチェンジしました。皿洗いといえば、スポンジ一択だった私。
今回新たに使い始めたのが、「食器洗いクロス」
これは、コーヒー豆の麻袋をアップリサイクルした「海を汚さない食器洗いクロス」です。
アップサイクル【upcycle】 の解説
廃物をそのまま再利用するのではなく、商品としての価値を高めるような加工を行うこと。古布や廃材を用いて、しゃれた小物を作るなど。引用:goo 辞書 https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AB/
「どうして、海を汚さないのか」
その理由は、「使ってもマイクロプラスチックが出ないから」です。
実は、ほとんどのプラスチック製のスポンジは、使うと、目に見えない小さなマイクロプラスチックが流れ、その度に、排水を通して一部が海へ流れ出てしまうそうなんです。
「マイクロプラスチックが海を汚している」ことはテレビで耳にしていましたが、自分の毎日の皿洗いにも繋がっていたとは知りませんでした。
このクロスが、さらにすごいのは、「最後は土に還る」ということです。麻袋でできた食器洗いクロスは、庭やプランターに埋めれば土に還るそうです。私も、使い終わったらやってみようと思います。
●感想(使用して1週間以上経過)
ときめいたポイントは、2つあります。
1つ目は、予想以上に洗いやすい。
初めてのアイテムに「本当に洗えるのかな」と少し心配でしたが、しなやかなクロスが食器やグラスのカーブにフィットして、底までしっかり洗えることができます。
2つ目は、見た目が可愛い。
麻の質感、縁の縫い目がとても素敵で温もりを感じます。
実は、これ、一つ一つ手作業で作られています。
クロスを製造している「hughug」は、障がいのある方に、働くの機会を提供し、スキルアップのための訓練も行う事業所だそうです。
この出会いを通して、「誰もが自分らしく挑戦、成長できる社会は、素敵だな」と感じました。
教師時代のとき、「みんなが当たり前にできることができないからダメではない。この子だからできることもたくさんある」と深く実感することが、いっぱいありました。
誰でも苦手なこと、得意なことはある。それにも関わらず「障がいがあるから。他の人と違うから」という理由で、生活しづらい、働きづらい壁を作ってしまうのは望ましくないと思います。
私はこのクロスを使う事で、丁寧な仕事に励む hug hugの方々を応援したいです。
●おわりに
いかがでしたか?
この小さな選択が、人、社会、自然環境に優しい未来につながることを願って、今日もお皿を綺麗に洗います。
ちなみに、hughugのサイトを見ると、他のアイテムもありました。気になる方は、公式サイトをぜひチェックしてみてください。
今日もお時間いただきありがとうございます。
この後もみなさんにとって幸せな時間をお過ごしください。
今回の小さなアクションは、SDGsの
3 すべての人に健康と福祉を
12つくる責任つかう責任
14海の豊かさを守ろう||15陸の豊かさを守ろうにも繋がると思います。
SDGsは、サスティナブルなのだから、誰でも簡単に出来るものだと思うんです。生活の何気ないアクションを少し意識するだけでエコフレンドリーな行動へレベルアップする。まずは1人1人の意識が変わり、行動、習慣が変わっていく。少しずつ世の中の常識が変わっていく。だから、小さな行動にはすごく価値がある。人にも環境にもフレンドリーな世界になったら嬉しいです
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