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映画賞とその代償 | 今週の映画ニュース

週末にアカデミー賞の結果が発表され、あいも変わらずの賛否両論。興行まわりと配信&有名インディーレーベルのニュースをピック。(掲載:第238号 2019/02/25)

【興収:2月第4週】『ヒックとドラゴン3』シリーズ最高の$55.5Mの出だしで1位

先週1位だった『アリータ:バトル・エンジェル』は$12Mで2位。3位は『レゴ・ムービー2』で$10Mを計上している。『ブラック・パンサー』を背景にした昨年の記録的興行と比較し同日比で25%下回っているが、3月の『キャプテン・マーベル』の公開で息を吹き返すかどうかが期待される。(M)


【賞レース】アカデミー賞受賞一覧

作品賞には『グリーン・ブック』、監督賞はアルフォンソ・キュアロン(『ROMA/ローマ』)、主演女優賞はオリヴィア・コールマン(『女王陛下のお気に入り』)、主演男優賞はラミ・マレック(『ボヘミアン・ラプソディ』)をはじめとした結果が出揃い、2018年の賞レースの締めくくりを飾った。意外だった展開、想定どおりだった展開などなど、このあと数週間にわたって様々な振り返り記事が出ることになるだろう。(M)


【企画】ライアン・マーフィー ネットフリックスで初となるオリジナルシリーズ発表

『グリー』『アメリカン・ホラー・ストーリー』で知られるテレビ業界随一のクリエイターが、昨年ネットフリックスと超大型独占契約を発表してから正式にシリーズオーダーが出た初のオリジナル作品。”Hollywood”と題された本作は「ハリウッド黄金時代へのラブレター」と表現される以上の情報は明かされていない。撮影は今年の夏から行われる予定。注目される企画である。(M)


【ビジネス】瀕死のインディースタジオ ANNAPURNAの内幕

作家性が強い、賞レース向きのアート系作品を多数生み出しつつも、経営難が話題となっていたインディースタジオ・アンナプルナ。インサイダーが語る会社の内側を明かした興味深い読み物となっている。(M)


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Ministry of Film - ゼロからのスタジオシステム
第238号 2019/02/25(毎週月曜日配信。祝日を除く)

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