シニア猫のFIP②

からの続き。

薬の話

MUTIANは一日一回同じ時間に12週間飲み続けなければいけない。一日でも忘れてはいけないし、時間は確か前後15分以内とかだったような記憶だ。

MUTIANを手に入れる方法は2つ。病院で処方してもらうか、個人輸入するか。

病院で処方してもらうとなると100〜200万と言われている。しかし未認可の為、使う病院も少ない。MUTIANを処方してくれる、うちから一番近くのMUTIAN公認病院は大阪。処方してもらうには一度受診しなければいけない。でもなびさんの症状は軽い。診断が出ても、症状が軽すぎて、本当にFIP・・・?という気持ちもあり、早くMUTIANを!という気持ちになれなかった。それに大阪まで連れて行くことの方が、なびさんの負担になるのでは無いかということも心配だった。(ストレスでFIP発症するとの説もある)
※ちなみに後から知ったが、車で30分ほどの病院で取り寄せてもらって、処方してもらった知人がいたようだ。

個人輸入はというと、なびさんの体重(3kg)と症状から見ると役60万。

とはいえ、出来たら本家GS-441524を使いたい・・・と思い調べていたが、注射しか見つけられなかったので、やるとしたらMUTIAN、手に入れるとしたらこの方法か・・・と考えつつ・・・繋がりのある保護活動者さんに、相談をしていたら、別の薬を使ったことがあるとのことで教えてもらった。

名前は控えさせていただくがこちらもGS-441524を使った商品。使い方はMUTIANとほぼ同じ。注射とカプセルタイプがあり、症状の重い子にはまず注射からという感じのようだ。チャットで相談もできるので、まずは血液検査などの結果を送り、相談してみた。なびさんの場合は症状が軽い為、カプセルからで良いとのこと。やりとりは勿論日本語。nakanohito eigo dekinai...

ここの良い所は、まずMUTIANに比べると半額以下で手に入る。これは大きい。皆、気になるであろうお値段は・・・これまた体重によって変わるのだが、なびさんの場合は12週分でも€280、日本円で約21万程だった。高いには変わりない。変わりないし金銭感覚おかしくなるが・・・病院通すと100万〜200万かかるかも・・・が21万ならかなり手が出しやすいのではなかろうか?

また日本国内にも倉庫を持っており、すぐに薬が届くということ。実際、頼んで2、3日で届いた。これは早急な対処が必要なFIPにとっては重要な所であろう。

それから、まだサイトを見る限り一件しかないのだが、その薬を使う公認病院もある。お近くならそこを受診されるのも良いかもしれない。注射となるとやはりちゃんとしたプロにやってもらうなり、教えてもらう方が安心だろう。

一点、注意をしないといけないのが、英語のサイトと日本語サイトがあるのだが、日本語サイトから購入すると何故か7万ほど高くなる。私はPayPalのアカウントを作り、英語のサイトから購入した。
すると英語の説明メールが来て翻訳ソフトを使って理解できたが、日本語サイトから購入したら、もしかしたら日本語のメールかもしれない・・・。

ちなみにカプセルの中身は緑色の粉が入っている。カプセルが大きい(画像参照)ので中身を出して(出してOKだそう)水に溶いて飲ませている。なびさんはちゅ○るとかにもがっつくタイプではなく、次の日には「もういらない」となることも多々あるので、1カプセル(約2600円)を無駄にしない為にも水に溶いたものを我慢して飲んで貰っているが、ちゅ◯るが好きな子なら楽に飲ませられると思う。色はヤバくなるが。

経過

今、現在、腹水たまらないか様子みても良いとのことだったので、病院の薬はやめて、GSの薬を飲み続けて6週経った所だが、再度腹水がたまることも無く、体重は増えてはいないが減ることもなく、ご飯の食べも変わりなし、なんならもう一匹のおれ緒さん(10歳)と走り回るくらいに元気だ。

まだ折り返し地点なのでなんとも言えないが、薬を飲み終え、また血液検査をして報告したいと思う。

この1カプセルが約2600円…

③に続く

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