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No.16:ライフログアプリLifeScalesとは?「こまかい機能篇」 - LifeScalesプロモーション日誌
新型コロナウィルスが怖くて、電車に乗りたくないフジイピカピです。こんばんわ。
今回はUXの向上といいますか、細かな配慮を施した機能をいくつか紹介します。ちょっと説明が複雑です。
リマインダ機能
LifeScalesには、「オートリマインド機能」というものを実装しています。
これは「最後にチャートを編集してから、ちょうど24時間、48時間、72時間に、それぞれリマインドを通知する」という機能です。
普通は「ユーザー自身でリマインドの時間を決める」という機能を実装するので、「オートリマインド機能」自体、他ではあまり見かけない機能だと思います。
しかし、任意の時刻設定はGUIが複雑になり工数がかかってしまうし(貧乏開発)、ノンバーバル(無言語)インターフェースという観点からもできれば避けたかった。
よって、たとえばある日の午前9時ぐらいに入力が行われたとしたら、ちょうど24時間後、つまり1日後の午前9時ぐらいに通知を行うことにしました。
その人の行動パターンに近い時刻にリマインドすることで、お金がかかる、あるいは、UXが複雑になることを回避・代替するという企みです。
↑近日中リリース予定のv1.0.1で日本語化します。
この機能は実装の最終段階で思いついちゃったので、制作期間をちょっと延長して滑り込みで実装しました。
軸の同期(チャートの比較機能)
これもまた分かりにくいですが、要は「複数のチャートに入力される数値を比較できるように、同軸上に入力する」という機能です。
設定画面でリンクアイコンをタップすると、軸同期することができます。分かりにくいですよねぇ。でも便利だと思います。
ちなみにこの機能は、ラインチャートとバーチャートで利用可能です。もちろんラインチャート同士、バーチャート同士でも大丈夫。
↑デフォルト。赤ラインが50だが、上限60の紫ラインが下方にある。
↑軸共有後。赤ラインの50と紫ライン60と40を正常に比較できる
一括編集、および、誤入力の防止
チャート画面が、入力と表示を兼ねている性質上、誤入力についての検討はかなり行いました。最終的には以下のようにまとめました。
・通常、入力できるのは当日のみ。
・通常、過去データは触れず、スライドやタップをしても無反応とする。
・過去データを編集したい場合は、ロックを解除して行う。
・過去データ編集モードである状態を強力にユーザに伝えるために画面を暗転する(初期はアイコン形状の変更だけだったが分かりにくかった)
過去データの編集というユーザーの自由度確保と誤動作防止というジレンマ。
アプリGUIでは、このような決断を迫られることがよくありますが、たいてい工夫すれば乗り切れます。
ということで、本日は分かりづらいけど頑張って実装した機能を紹介しました。GUIデザイン論に片足突っ込んだ感じになってしまいましたが、楽しんで読んでいただけたら幸いです。
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