寒露
10/8~10/22頃、二十四節気は「寒露(かんろ)」でした。
草木にひんやりとした露が宿る頃です。
鴻雁来 (こうがんきたる)
10/8~10/12頃
雁が北から渡ってくる頃です。
清明の次候「鴻雁北 (こうがんかえる)」と対になった候ですね。
これから北からやってくる渡り鳥たちで水辺がにぎやかになってきます。
池や湖でよく見かけるカモたちにもいろいろな種類がいます。去年にハンディタイプの野鳥図鑑を買ったのでよく持ち歩いています。
茨城県つくば市の洞峰公園はわたしのお気に入りの場所です。
前の冬に野鳥図鑑を持ってお散歩しに行って、見慣れたカモたちがヒドリガモだということを知りました。
近くのおいしいパン屋さんで買ったパンを食べながら座っていたので、狙われています。
菊花開 (きくのはなひらく)
10/13~10/17頃
菊の花が咲き始める頃です。
現在の暦で10月中旬頃、旧暦の9月9日は「重陽の節句」。
古来中国では、奇数は縁起が良い「陽数」、偶数は縁起の悪い「陰数」と考えられており、陽数の最大値である「9」が重なる「9月9日」を「重陽」と呼んでいたそうです。
一方で「陽数」が重なると災いが起こりやすくなるとも言われており、9月9日には邪気を払う風習が根付いたそうです。
日本にもほかの五節句とともに平安時代に伝わったと言われています。
「重陽の節句」は「菊の節句」とも呼ばれています。
ちょうど菊の花が美しく咲く頃。そして菊は邪気を払ってくれる花と言われています。
重陽の節句では、菊の花を浮かべた菊花酒を飲んで長寿と無病息災を願います。
また、菊に綿をかぶせて、そこにたまった夜露で肌をぬぐう「着せ綿」という風習もあるそうです。カラフルな綿を菊花にベレー帽のように乗せていてかわいらしいですよ。
蟋蟀在戸 (きりぎりすとにあり)
10/18~10/22頃
秋の虫たちが鳴き始める頃です。
昔は秋に鳴く虫を総称してキリギリスと言っていたそうです。
わたしは幼い頃童謡が大好きでした。
家には童謡のCDやカセットテープがあり、100曲くらいは聴いていたと思います。
この季節になると「虫のこえ」という童謡が思い出されますね。
実家でもスズムシの声はよく聴きましたが、マツムシはあまりいなかったように思います。
今住んでいる東京の街では虫の声は聞こえません。
昼休みの河川敷ジョギング、少し前はトンボがたくさん飛んでいましたが、いまはトノサマバッタが足元を飛び交っています。
踏まないように気を付けながらのジョギングです。
先日は崖を降りる「懸垂下降」の講習に行ってきました。
わたしは何になろうとしているのでしょうか?
11月はリードクライミングの講習も受けてきます。
なぜか土日というのは雨になりやすいというのが登山者たちの共通失望であるのですが、いまのところ講習はなんとか天気がもってくれています。
岩は濡れているとすべってこわいので、晴れてくれるといいな。
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