見出し画像

《初めての派遣登録》58歳で正社員採用が叶った転職10回事務女子?が語るお仕事の話16

私はただいま59歳の自称「事務を3倍速でこなす」プロの事務員です。これまでの自分探し的な職歴を元に、同じようにさすらい迷っている方がいたらそのヒントになればいいなと思って綴ってます。

1991年12月、ドイツへの語学留学から戻った私はすっかり環境保護に被れていました。向こうではその頃既に分別ゴミ用の箱も普及され、雑誌やステッカーなど町の普及活動もさかんでした。日本に戻り、スーパーの肉などのプラスチックパックが並んでいるのを見て目眩がしました。
「何か環境保護活動のできる仕事」
「ドイツ語を生かせる仕事」
「国際的な架け橋となるような仕事」など
夢は大きく膨らみましたが、新卒の頃の就活同様具体的な調査分析することなく、それに向けての積極的な行動計画も立てられず、何より自分に自信がないため意志も弱く、何度も書いてますがインターネットがないので情報を集める術もなく(できる人は電話帳で関係者調べたり、なかったらなかったで何なりの手段はあったでしょうね…自分が動かないと何も始まらないのでネット社会の今より更に強い意志が必要だったかも)、結局とりあえず自分ができる「事務職」で仕事を探すに至りました。差し当たって留学で使ってしまったお金を稼ぐためなので、気持ちは「しょうがなく」でした。

ハローワークにも通った気がしますが、ちょうどその頃普及し始めた「派遣登録」を初めてしました。電話して予約して派遣会社に行って登録し、その後派遣会社から電話がかかり、派遣先会社へ面接に行って採用、という流れでした。
今では山ほどある派遣会社も当時は数が少なく、私が登録したのもパソナを始め2、3社でした。
まもなく連絡が来て、1991年3月に3ヶ月更新の契約で
③ 近所の運輸会社(派遣) 3ヶ月
に行くことになりました。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集