ロンドン芸術大学(UAL)入学までの道のり:前編
私の留学までの道のりは紆余曲折ありましがた、個人的には結果的に一番いい所に着地できたかなと思っています。
長くなってしまったので、2つの記事に分けて、前編では1〜3までを書きたいと思います。
1.アメリカ ParsonsかFIT
最初はアメリカにあるParsons or FITのサーティフィケート1年コース(日中語学学校+夜大学の講義)に行こうかと考えていました。英語の入学要件がなく、実際に大学の講師からも授業を受けることが出来、NYに住めるというのも魅力的だったからです。(単純にNYとかカッコいい♡というきっかけでした..)
2. アメリカ Parsons AASコース
※AASの情報は数年前のものなので、変わっているor間違っていたらすみません。
しかし調度コロナの過渡期で1年延期すことになったので、どうせなら学士の取れる同大学のAASコース1.5年を目指そうと考えました。このコースは既に学士を持っている人が、教養の授業は免除され、学科の授業だけを受けれるようなもの。学部卒の人向けなので、クラスメイトが同じ年代というのも心強いと思いました。卒業後は準学士として扱われ、実際現地で就職されている方もnoteで見て魅力に感じていました。
入学要件は主に英語(TOEFL79以上)で、ポートフォリオはそこまで重視されないような印象だったので希望を持てたのですが、学費がかなり高いのと(Parsons はアメリカでも学費がかなり高いようです)、TOEFLのスコアメイクにかなり苦しみました。英語要件が足りてない人は入学前に同大学の語学学校に入り免除される仕組みもあるようでしたが、試験をパスできず語学学校に1年以上通っている人もいると知り。
私はとにかく英語が苦手だったので、TOEFLを5カ月猛勉強するも、出願の期限も迫り、語学学校に入り数か月で試験をパスできる自信も、語学学校に払うお金もなかったので、一度心折れて活動休止しました。
(今思うと5カ月しか勉強してないくせwという感じなのですがTOEFL辛かったです..)
3.イギリス留学を決意
しかし留学の夢をあきらめきれず、あと一年働いて貯金+アメリカより学費の安いイギリスなら現実味があるかも!と考えました。(結局は円安のせいでそんなに変わらなくなってしまいましたが...涙)
イギリスでは院準備コース、Graduate Diploma/Pre Master と呼ばれるキャリアチェンジや学び直しを目的とし、関連する学部を出ていなくても大学院に進学できるコースがあることを知りました。
加えて、大学院卒業後には2年間ビザがおりそこで職を探す猶予もあること(アメリカはoptと呼ばれ卒業後1年ビザが降りる)、英語の要件もIELTS6.0でアメリカより少し低く、学費も若干安いこと。また、IELTS提出も入学の3か月前位までに取れば良いとのことで1年の猶予があると分かり希望が湧きました!
しかし、出願には学部卒の人と同等とみなされるポートフォリオが必要だったため、池袋にある創形美術学校 海外美術留学準備コースに入学することにしました。クラスは大体20〜30人くらい?で、国内外からオンラインで受けてる人もいました。正直最初は学費払えるかな…と思ったのですが、創形なしでの合格は考えられなかったので本当に行って良かったと私は思っています!
~予備校入学後の1週間の流れ~
◆平日
仕事9-18時(大体)
朝夜の隙間時間に予備校の宿題(リサーチ)
仕事の前後で英語の勉強 3h、デッサンの練習1h(自主練)
◆土曜日
英語の勉強 目標5h
16:30-20:30予備校
月2回は13:30-16:00に学校の人物クロッキーに参加
◆日曜日
9:30-18:30 予備校
帰宅後、英語の勉強
出社時の友達とのランチ、予備校の友達とのおしゃべり、週1のヨガ、家の近所をウォーキング、サウナがリフレッシュタイムでした。
振り返って、これだけ見ると忙しそうだなと。。ただこの1年は慌ただしくも充実した一年だったと思います。美大予備校に入ってから合格までの流れは、後編でお話しします。